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富士山に笠雲が出現 関東や静岡でにわか雨の可能性

ウェザーニュース / 2021年1月22日 10時53分

ウェザーニュース

今日22日(金)は富士山の山頂付近に笠雲が現れています。

周辺はスッキリ晴れていて、青空に白い雲がよく映えていますが、この笠雲は天気下り坂のサインで、富士山周辺でもだんだん雲が増えてきます。

午後はにわか雨の可能性

笠雲は富士山のような独立峰の山頂付近に現れる雲で、山が笠を被っているように見えることから笠雲と呼ばれます。
 ・「上空の風が強い」
 ・「湿った空気が存在する」
という気象条件の時に発生しやすくなります。

強い風が山にぶつかると、両側や上方に風の流れが変わります。空気が湿っていると、空気が山にぶつかって持ち上げられると膨張して冷えることで雲ができ、山頂の風下側では再び空気が下ることで空気が暖まって雲が消える、という原理で山頂付近にだけ雲ができるのです。

時間が経過しても空気の流れは急には変化せず、風が上昇する過程で雲が出来て、風が下降する過程で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。

西日本から東日本に伸びている前線の影響で西日本から東海西部では雨が降っていて、富士山周辺など静岡県内や関東でも午後にかけて次第に雲が増える予想となっています。にわか雨の可能性もあって、この姿を見られるのは昼頃までとなる見込みです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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