関東でも25m/s前後の非常に強い風 通勤時間帯は強雨にも注意
ウェザーニュース / 2021年2月2日 7時15分
東京都新宿区より(2日7時頃の様子)
今日2日(火)朝の関東は寒冷前線の接近に伴い、沿岸部を中心に強い風が吹き荒れています。
これに加えて、通勤通学時間帯は雨も降っているので、横殴りの雨に注意が必要です。
千葉や横浜でも20m/s近い強風を観測
特に風が強まっているのが神奈川県や千葉県で、7時までの最大瞬間風速は千葉県勝浦市で26.2m/s、神奈川県三浦市では23.8m/sと非常に強い風を観測しました。千葉市でも19.7m/s、横浜市では19.5m/sを観測しています。
この非常に強い風による影響で、房総半島を走る路線では、一部の区間で運転見合わせなどが発生していましたが、東京都心周辺の電車には7時現在ではダイヤの大きな乱れは出ていません。
すでに風のピークは過ぎつつあるものの、最新の交通情報や運行情報を確認して、念のため時間に余裕を持つと良さそうです。
強雨にも注意 風と合わさり横殴りに

雨雲レーダー 2日(火)7時現在
また、前線周辺の活発な雨雲が通過中で、一部では雨も強く降っています。7時までの1時間に神奈川県三浦市で9.5mm、東京都心でも5.5mmの雨となりました。
このあとも9時前後までは雨の降りやすい状況が続きます。房総半島南部や伊豆諸島などは局地的に1時間に10~20mmの土砂降りの雨となり、雷や突風を伴うおそれがあるため注意が必要です。
午後は急速に回復 花粉の飛散も

関東の天気 2月2日(火)
雨雲が抜けた後は急速に天気が回復して気温が上昇する見込みです。最高気温は東京や千葉で16℃、横浜で17℃まで上がる予想となっています。
雨の後に気温が上昇することに加えて、北西の風が強めに吹くことから、スギ花粉の飛散が始まってもおかしくありません。花粉症の症状が出やすい方は、念のため対策を行っておくと良さそうです。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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