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春の嵐で全国的に風雨強まる 北海道は積雪急増に警戒

ウェザーニュース / 2021年3月2日 6時30分

ウェザーニュース

今日2日(火)は発達しながら日本海を進む低気圧や前線の通過に伴い、全国的に春の嵐となっています。強い風雨に加え、北海道では大雪に警戒が必要です。

低気圧から伸びる前線が通過している西日本から東海にかけての広い範囲で雨が降っており、局地的に強まっています。6時までの1時間には愛媛県八幡浜市で29.0mm、高知県香美市・繁藤で18.0mmの雨を観測しました。

雨だけではなく南からの強い風も吹き付け、最大瞬間風速は兵庫県洲本市や愛媛県伊方町・瀬戸で25.4m/s、鳥取県鳥取市で24.9m/sに達するなど横殴りの雨になっている所があります。

帰宅時間帯は関東でも強雨に注意

2日(火)夕方の雨の予想

前線の東進に伴って、これから午後にかけては東海や関東など東日本で雨が強まる見込みです。局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨になり、雷を伴うおそれがあります。

特に関東は夕方の帰宅時間帯が雨のピークになる可能性がありますので、激しい雨による視界の悪化や道路冠水、落雷などに警戒が必要です。

北海道は湿った雪が強く降る

北海道の積雪の予想

北海道は気温の低い内陸部を中心に湿った雪が強まっていて、昨夜から今朝6時にかけて帯広市で21cm、旭川市で15cm新たな雪が積もりました。低気圧が通過する夕方にかけて断続的に強い雪が降り、内陸部の多い所では12時間で30cm以上の雪が積もるおそれがあります。

湿った重たい雪ですので、屋根からの落雪などが発生すると、真冬以上に危険です。路面状況が著しく悪くなる上に、強い風で吹雪となり視界も悪いので、雪や風のピーク時は無理な外出を避けるようにしてください。

太平洋側は雨氷の可能性も

また、道東の太平洋沿岸は地上の気温が氷点下となる一方で、少し上空に暖かな空気が流れ込むため、雨氷や凍雨の可能性があります。

雨氷は過冷却状態(0℃未満になっても凍っていない)の雨が、木や地面などの物体に付着して凍結する現象です。降っているものが雨でも、路面凍結をもたらすため、スリップの危険性が高くなります。雪ではないエリアも油断が出来ません。

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