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桜開花予想2021 西日本・東日本は今週末にかけて満開ラッシュ、桜前線は北陸・東北へ

ウェザーニュース / 2021年3月24日 12時0分

ウェザーニュース

ウェザーニュース 第七回桜開花予想

■開花予想のポイント ■

・西、東日本は今週末にかけて満開ラッシュ
・東北南部は今週末から咲き始め
・最新の「全国つぼみ調査」結果


2021年の桜の開花は3月11日に広島からスタートし、12日に福岡、14日には東京、松江、長崎が続きました。各地で記録的に早い開花となっており、広島、福岡、長崎、松江、高松、京都、下関、大阪、鳥取、津、彦根、富山では1953年の統計開始以来最も早い開花を更新しました。

14日に開花した東京、16日の岐阜、17日の佐賀と名古屋、20日の岡山、水戸も最早タイの記録となっています。

この後はどうなるのか、ウェザーニュースでは2021年「第七回桜開花予想」を発表します。

過去17年間に「さくらプロジェクト」参加者から寄せられた200万通以上の桜リポートと気象予測をもとに算出。ご自分の家の近くの桜はいつ頃に咲き始めるのか、参考にしてみてください。

西、東日本は今週末にかけて満開ラッシュ

東京と福岡では22日に満開を迎えました。

今週末にかけて西・東日本は満開ラッシュとなり、名古屋は26日、大阪は27日に満開となる予想です。

東北南部は今週末から咲き始め

全国の主な名所の桜開花予想

現在のつぼみの生長は、北陸や東北南部で前回から一気に進み、開花までもう一歩のところが多くなってきています。

22日には福井、23日には金沢、今日24日には富山で開花し、それぞれ観測史上最も早い開花となりました。

北陸や東北南部では今週末にかけて開花ラッシュとなります。27日に新潟、28日には仙台、福島が開花する予想で、いずれも記録的に早い開花となります。

4月は春の嵐で天気が崩れる日もありますが桜前線は順調に北上を続け、4月下旬には北海道に上陸します。4月25日に函館、26日に札幌で開花する予想です。

最新の「全国つぼみ調査」結果

全国3,994本の桜(うちソメイヨシノ3,251本)の「全国つぼみ調査」(※)の結果、西日本や東日本の開花は順調に進み、東北や北陸の生長も進んで、記録的に早い開花となった昨年とほぼ同じペースで進んでいることが分かりました。

この一週間は、週末に春の嵐となりましたが、東日本や西日本で気温の高い日が多く、20°Cを超える暖かさとなった日もありました。西・東日本では前回(3月12日〜14日)の調査と比べると、つぼみの生長はさらに進み、開花したところが増えました。北陸も「花びらが見えた」つぼみの報告が増え、開花は目前です。東北も「先が緑に」以上の報告が5割を占めて、南部では「花びらが見えた」つぼみの報告もありました。北海道でも報告が届き始め、桜前線の北上が見えてきました。

※2021年3月19〜21日にウェザーニュースアプリ内で実施

桜の開花時期について

桜の開花時期は、年々早まる傾向にあり、東京で2011年〜2020年の過去10年間に平年の開花日よりも遅く開花したのは、2011年と2012年のわずか2回となっています。
これは、近年の気候変動や都市化の影響、さらに桜の老齢化も関係していると言われています。

桜の木は、樹齢を重ねるほど開花時期が早くなる傾向があります。このため気象庁では、開花や満開の状況に応じて標本木の代替わりなども行っていますが、気温が平年並に経過した年でも、開花時期が平年よりも早くなることがあります。

このような背景を踏まえ、ウェザーニューズの桜開花予想では、平年の開花日に加え、より最近の開花傾向を反映した例年の開花日を掲載しています。

※本記事では、開花について以下のように定義しています。
平年:1981年〜2010年の平均値
例年:2016年〜2020年の平均値

非常に早い:基準より7日以上早い
早い   :基準より5〜6日早い
やや早い :基準より3〜4日早い
並    :基準との差が2日以内
やや遅い :基準より3〜4日遅い
遅い   :基準より5〜6日遅い
非常に遅い:基準より7日以上遅い

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