北海道上空に黄砂 夕焼け空もぼんやり黄色く

ウェザーニュース

今日24日(水)の北海道は穏やかに晴れて気温が上がり、春本番の陽気となりました。ただ、晴れたとは言ってもなかなかスッキリ青空とは行かず、夕暮れの空はぼんやりと霞んでいます。

北海道伊達市は空にほとんど雲がないものの霞んで視界が悪く、太陽は霞越しに見られました。この原因は北海道上空に流れ込んでいる黄砂と見られます。

日本海から北海道に黄砂の帯

気象衛星（可視画像）

気象衛星の可視画像で見ると、日本海の北部から北海道の道南、道央にかけて、東西に伸びる薄い茶色の帯が確認できます。これが黄砂で、空の霞の原因です。

黄砂の大部分は上空の比較的高い所に広がっているため、地上付近では観測はされていません。明日25日(木)の朝にかけて北海道付近に黄砂が流れ込みやすくなるため、念のため注意をしてください。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）