氷点下の朝から20℃超えの所も 明日は一日の気温差が大幅に縮小

ウェザーニュース

今日11日(日)は朝と昼間の気温差が大きくなっています。移動性高気圧に覆われて穏やかに晴れているため昨夜から今朝にかけては放射冷却現象が強まり、内陸部を中心に冷え込みました。昼間は上空の寒気が抜けた上に、たっぷりの日差しで気温が上昇しています。

14時時点で気温差が最も大きいのは、広島県庄原市・高野で23.5℃に達しています。最低気温は－3.5℃まで冷え込んだのに対し、最高気温は20.0℃まで上がりました。北海道でも内陸部は気温差が大きく、陸別町は22.5℃を記録しています。

▼今日の日較差（最低気温／最高気温）
　高野（広島）　　23.5℃（－3.5℃／20.0℃）
　陸別（北海道）　22.5℃（－7.4℃／15.1℃）
　玖珠（大分）　　21.9℃（－1.4℃／20.5℃）

明日は一日の気温差縮小

12日(月)の天気と予想気温

明日12日(月)は寒気がすでに抜けていることや、西日本では薄い雲が広がることで放射冷却現象が弱まるため、今朝ほどは冷え込みません。気温差は今日ほど大きくならない予想です。

日差しがしっかりと届く東日本や北日本では昼間の気温が今日よりも高い所が多く、仙台や札幌でも17℃まで上がる予想となっています。朝の冷え込みが弱まる分だけ、薄手の服装で問題なく過ごせそうです。