青森で桜と梅が同日開花 ソメイヨシノは観測史上最早記録

ウェザーニュース

今日4月13日(火)、青森地方気象台はさくらの開花（ソメイヨシノ）と、うめの開花（ブンゴウメ）を発表しました。

ソメイヨシノの開花は平年より11日早く、観測史上最も早い記録となりました。

青森で桜と梅が同じ日に開花するのは2019年以来2年ぶりです。

桜前線が梅の開花前線に追いつく

西日本や東日本の方は、桜の見頃といえば梅の見頃のあとにやってくるイメージかと思います。一方、東北北部や北海道では、例年桜と梅は同じ頃に見頃を迎えます。

梅は早い所では年末から咲き始め、約4か月かけて開花前線が北海道にまで北上しますが、桜前線は2か月足らずで北海道まで北上します。梅の開花前線が先に津軽海峡を越える年もあれば、今回のように青森までに追いつく年もあり、毎年レースのようになっています。

今年は北日本でもさくらの開花が記録的な早さとなっていて、札幌などでもあと10日ほどで開花が予想されています。