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台風2号が「強い」勢力に 中心気圧975hPa 急速に発達中

ウェザーニュース / 2021年4月16日 11時23分

ウェザーニュース

4月16日(金)9時、台風2号(スリゲ)は急速に発達して「強い台風」になりました。

この先も発達を続け、明後日18日(日)朝までにフィリピンの東で「非常に強い」勢力になる予想です。今後の情報に注意してください。

▼台風2号 4月16日(金)9時
 存在地域   カロリン諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     西 ゆっくり
 中心気圧   975 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s

発達しながら北上 来週後半にかけ北東進か

台風2号の進路予想

台風2号は週明けにかけて発達する傾向がみられ、明後日18日(日)朝までに非常に強い勢力になる予想です。その後、来週中頃には海面水温の低い領域に達することで勢力を落とし始める見込みです。

進路はまだ不確実性が高く、世界各国の気象機関が計算したシミュレーション結果を比較すると、フィリピンの東に北上したあと、北東に向きを変える可能性が高くなっています。

日本への影響は大きくはないものの、来週後半に沖縄や小笠原諸島などに近づいて、高波や強風の影響が届くおそれがあります。今後の情報に注意するようにしてください。

春の台風の進路傾向

春の台風の進路傾向

春は本州の南でも上空に強い西風が吹いていて、太平洋高気圧は南の海上に留まっています。そのため、台風が発生すると、高気圧の縁をまわる風に流されて、早々に東へ向きを変えることが多いといえます。

統計をみると、4月に小笠原諸島に接近した台風もあるため、春とはいえ油断は出来ません。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風2号の名前「スリゲ(Surigae)」は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した名称で、鷲の一種の名前からとられています。

「スリゲ」が使われるのは今回の2021年台風2号が初めてで、前回まで用いられていた140種類のうちのひとつ「ムジゲ(虹の意味)」から差し替えられたものです。

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