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東海地方で土砂災害の危険性高まる 午後にかけて厳重な警戒を

ウェザーニュース / 2021年5月21日 10時15分

ウェザーニュース

今日21日(金)は梅雨前線や南から流れ込む湿った空気の影響で、東海や近畿を中心に雨が強まっています。土砂災害の危険性が高まっていますので警戒が必要です。

土砂災害の危険性が非常に高い

梅雨前線の南側に広がる発達した雨雲は、近畿地方から東海や甲信、関東地方へと移っています。地形の影響を受ける山沿いを中心に雨が強まり、10時までの1時間には愛知県豊根村・茶臼山で20.5mm、長野県大鹿村で27.0mmの雨を観測しました。


24時間雨量が200mm前後に達している所があり、土砂災害の危険性が増しています。土砂災害危険度マップでは「警戒」の赤色のエリアが大きく広がり、「極めて危険」を示す濃い紫色のエリアも見られます。

10時時点で東海、長野県、近畿の一部に土砂災害警戒情報が発表中です。

今日いっぱいは警戒が必要

21日(金)午後の雨の予想

午後になると雨のピークは過ぎるものの、東海地方や長野県の山沿いでは雨の降りやすい状況が続きます。すでに多くの雨が降って、地盤の緩んでいる状態ですので、雨が弱まってもしばらくは土砂災害が発生しやすくなる見込みです。

また、増水している川や用水路などもありますので、少なくとも今日いっぱいは急な斜面や川など危険な所に近づかないようにしてください。

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