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花粉の飛散量は昨年比で大幅増、飛散は先制・速攻型のシーズンに

ウェザーニュース / 2021年6月30日 12時0分

ウェザーニュース

花粉まとめ2021 ウェザーニュース

ウェザーニュースで分析した、2021年春の花粉の飛散と花粉症の症状のまとめをお伝えします。

■ポイント ■

・飛散量は大幅増、多い所で昨年の3倍
・飛散時期は先制・速攻型が特徴
・症状は重く、発症も早い傾向

飛散量は大幅増、多い所で昨年の3倍

ウェザーニューズ独自の花粉観測機「ポールンロボ」による花粉観測によると、今年の花粉飛散量は、ほぼ平年並だったものの、昨年と比較すると2倍以上で大幅に飛散量が増えました。

多い所では飛散量が昨年の3倍以上に達したところもあります。

昨夏は気温が全国的に高かったものの、長梅雨の影響で日照時間は平年並〜少ない水準となり花粉の生成にはやや不向きな天候でした。

ただ、昨年の飛散量が著しく少なかったため、その反動から飛散量は昨年比で大幅に増加したと考えられます。

飛散時期は先制・速攻型が特徴

花粉数の推移(東京)

今年は平年に比べて飛散開始、飛散終了共に非常に早かったこと、飛散開始から本格飛散までの期間が短かったことが特徴です。「先制・速攻」型のシーズンだったと言えます。

2月早々に九州でスギ花粉の飛散が始まり、西日本では飛散開始が平年より1週間程度早まりました。
また、本格シーズン開始の時期も広範囲で1〜2週間程度早くなりました。

記録的な高温が飛散開始や飛散ピークを早めた要因であると考えられます。花粉が早い時期から多く飛散したため、飛散終了も平年より早くなりました。

症状は重く、発症も早い傾向

花粉症の症状がつらい人の割合

ウェザーニュースが行った花粉症の症状に関する調査(※)を分析すると、次のようなことがわかりました。

花粉症の症状がつらいと感じた方の割合は昨年より2ポイント増加し、ほとんどのエリアで昨年よりもつらい年となりました。

今年は飛散量が昨年よりも大幅に増加したため、症状も重い傾向になったと考えられます。

花粉症の症状報告の変化

症状報告の変化を比較してみると、今年の2月上旬は昨年よりも症状がやや重い傾向にあり、花粉症の発症時期も早いことがわかります。

特につらい割合が増えたのは2月23日前後でした。昨年は3月5日前後だったことから、最もつらい時期が昨年より約10日も早く訪れています。
飛散が本格化してから比較的短い期間で花粉が大量飛散したことにより、症状が一気に悪化したことがわかりました。


※花粉症の症状に関する調査
スマホアプリ「ウェザーニュース」を通して、ユーザーに、“非常につらい” “つらい” “ややつらい” “大丈夫”の4つから、選択式で日々の症状を報告してもらいました。2/1〜5/31に全国から寄せられたのべ123,712通の症状報告から、“非常につらい”と“つらい”を選択した方の割合を調査しました。

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