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もし警戒レベル5に遭遇してしまったら…安全確保の方法は

ウェザーニュース / 2021年7月10日 6時50分

ウェザーニュース

鹿児島県、宮崎県、熊本県の一部に大雨特別警報が発表されています。

大雨特別警報は【警戒レベル5相当】で、命の危険があり、ただちに安全確保が必要です。

レベル4の段階までに避難をすることが基本とはいえ、もし間に合わずにレベル5に相当する状況となってしまった場合、どのように行動すべきか解説します。

大雨警戒レベルと避難行動

まだ可能なら避難する

大雨警戒レベルと避難行動

警戒レベル5になった後でも、基本的には警戒レベル4までの避難方法と変わりません。

ただし、すでに災害が起こっている、あるいはすぐに起こるかもしれないので、避難する場合は最大限、注意を払って対応する必要があります。

洪水と土砂災害では異なる対応が必要

避難の判断や命を守るための行動は、河川氾濫など洪水の場合と、土砂災害の場合では異なります。

洪水害 屋内での避難も選択肢に

垂直避難のイメージ

自宅周辺が浸水していなければ、警戒レベル4と同様に避難場所等へ避難してください。この際、低地や用水路、川の近くを通らないようにしてください。

すでに周囲が浸水している場合は、家の上階に行くなど少しでも高いところに避難してください。

※あらかじめハザードマップを確認し、自分の家がどのくらい浸水するかを確認しておくことが必要です。

土砂災害 崩れやすい場所から遠ざかる

ハザードマップの確認を

自宅周囲で土砂災害が発生してなければ、ただちに土砂災害警戒区域などの危険な区域の外へ避難します。

もし避難経路上で土砂の流入や浸水が始まっているのなら、少しでも助かる可能性がある家の上階、山や崖の反対側に行ってください。

※土砂災害は起きてからでは避難はできませんので、ハザードマップを確認し、早目に土砂災害の危険がない場所に移動することが必要です。


洪水害、土砂災害それぞれについてのリスクを把握し、なるべく早く危険の少ない場所に避難するようにしてください。

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