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まだ梅雨明けぬ四国で激しい雨のおそれ 九州も土砂災害に警戒

ウェザーニュース / 2021年7月17日 15時50分

ウェザーニュース

今日17日(土)も四国から九州にかけての太平洋側で断続的に雨が強まっています。強弱を繰り返しながら明日18日(日)にかけて雨が続きますので、土砂災害などに警戒が必要です。

活発な雨雲は四国に広がる

今日の午後になって宮崎県を中心とした九州の激しい雨は小康状態となり、活発な雨雲は全国で唯一梅雨明けが発表されていない四国周辺に広がっています。15時30分までの1時間の雨量は高知県四万十市・中村で40.0mm、四万十町・大正で15.5mmを観測しました。

15時30分時点では土砂災害の危険度の高い所がある宮崎県と大分県に大雨警報が発表されています。

明日も断続的に激しい雨のおそれ

18日(日)夕方までの24時間予想積算雨量

今夜から明日18日(日)にかけても気圧配置に大きな変化はなく、西日本の太平洋側には湿った空気が流れ込んできます。特に四国で雨が激しく降る可能性が高く、明日夕方までの24時間の雨量は、四国の多い所でさらに200mm前後に達する予想です。

また、宮崎県から大分県にかけての九州の太平洋側も150mm以上を予想している所があり、こちらは19日(月)にかけても雨の続くおそれがあります。

降り始めからの総雨量が多い所では400mmを超え、土砂災害の危険性が高まる見込みです。急な斜面など危険な所には近づかないなど、警戒を続けてください。

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