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福岡など計7県に熱中症警戒アラート 明日22日(木)対象

ウェザーニュース / 2021年7月21日 18時30分

ウェザーニュース

環境省と気象庁は、明日22日(木)を対象とした熱中症警戒アラートを福岡県・大分県・広島県・島根県・鳥取県・石川県・山形県に対して発表しました。

厳しい暑さが続くので、こまめな水分補給や室内でも適切なエアコンの使用など熱中症対策をするようにしてください。

厳しい暑さが続く 熱中症に警戒

明日も西日本から関東にかけての各地や、北日本の日本海側は晴れて強い日差しが照りつける見込みです。

西日本や東日本の都市部では、引き継き各地で30℃を超えるところが多く、35℃以上の猛暑日が予想されているところもあります。

熱中症警戒アラートの発表があったところでは、湿度も高く蒸し暑くなります。暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。

熱中症警戒アラートとは?

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、これまでの高温注意情報を置き換えるものです。昨年は関東甲信の1都8県を対象に熱中症警戒アラート(試行)として運用されていましたが、今年から全国で本運用が始まりました。

暑さ指数(WBGT)とは?

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

環境省と気象庁は今年から一部地域で、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

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