台風6号 中国・上海では暴風雨が丸一日続く

ウェザーニュース

沖縄から離れた台風6号（インファ）は、きのう25日(日)午後に、中国の華中に上陸しました。大型で強い勢力のまま浙江省舟山付近に上陸したとみられ、中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/sでした。

沖縄接近時と同様に移動速度が非常に遅いため、中心の北側の上海でも大荒れの天気が丸一日続いています。きのう上海で撮影された動画では、暴風の影響で横殴りの雨になっている様子がわかります。

5日間で1000mm近い雨が降ったところも

浙江省の観測所では、5日間の総雨量が1000mm近くに達したところがあるなど、長引く大雨の影響で浸水等の被害が出ています。

台風6号は26日(月)18時現在も、中心気圧は985hPa、中心付近の最大風速は25m/sの勢力を保っているとみられます。この先徐々に勢力を落とす予想ですが、動きが遅いため、明日27日にかけ引き続き大雨に警戒が必要です。


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