千葉県で土砂災害の危険度高い 台風10号の影響で大雨に
ウェザーニュース / 2021年8月8日 14時5分
今日8日(日)の関東は房総半島の沖を通過中の台風10号の影響で、断続的に激しい雨が降っています。特に千葉県では雨量が多く、土砂災害の危険度の高まっている所があります。
千葉・房総半島は土砂災害の危険度高い
台風10号の伴う活発な雨雲が千葉県から茨城県にかけての太平洋沿岸に広がっています。特に雨が激しく降った千葉県の外房で雨量が多く、13時50分までの24時間に千葉県勝浦市で244.0mmm、大多喜町で214.5mmを観測しました。
雨量の増加に伴って土砂災害の危険度が高まり、千葉県の外房を中心に警戒レベルの赤いエリアが広がり、山沿いの一部で極めて危険を示す紫色のエリアの見られます。13時50分の時点で勝浦市や鴨川市、大多喜町、いすみ市などに土砂災害警戒情報は発表中です。
まもなく雨の峠は超えるものの、しばらくは土砂災害の危険性の高い状態が続きますので、急な斜面には近づかないでください。
台風は次第に本州から離れる予想
台風10号 予想進路
台風10号(ミリネ)は、8日(日)12時現在、千葉県勝浦市の南東約130kmの海上を北東に進んでいます。この後は次第に日本から離れていくため、影響は小さくなっていく見込みです。
▼台風10号 8月8日(日)12時
存在地域 勝浦市の南東約130km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北東 25 km/h
中心気圧 980 hPa
最大風速 23 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 35 m/s
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風10号の名前「ミリネ(Mirinae / 미리내)」は韓国が提案した名称で、「天の川」のことをさす言葉からとられています。
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