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★9月の天体イベント★ 今月は中秋の名月 惑星と月の接近も楽しもう

ウェザーニュース / 2021年9月5日 16時40分

ウェザーニュース

9月は中秋の名月や、惑星と月の接近に注目です。晴れた日は、夜空を見上げてみてください。

細い月と金星が接近

9月10日 日の入り30分後の西南西の空(東京)

9月も太陽が沈んだ後の西の空で、宵の明星である金星を見ることができます。日没時点で金星は空の低い位置にまで沈んでいますが、約マイナス4等もの明るさのため、十分にその姿を見ることができそうです。

10日(金)には、細い月が金星に接近します。月は金星の上側に位置し、立っているように見えますので、傾きにも注目してみください。

なお、月と金星は西の空の低い位置に見えるため、西南西の空が開けた場所からの観測がおすすめです。

▼沈む時間(東京)
太陽 17時57分頃
金星 19時39分頃
月  19時58分頃

次回、月が金星と接近するのは10月9日(土)です。

水星が東方最大離角

水星・金星・スピカの位置(8~9月 日の入り30分後)

水星が14日(火)に東方最大離角を迎え、見頃となります。

水星は地球の内側を公転する内惑星です。見かけ上では太陽から大きく離れないため、日の入り後の西の低空か日の出前の東の低空にしか現れず、見づらい惑星です。

今回は太陽から東側に最も離れる「東方最大離角」を迎えるため、見かけ上いつもよりは空の高い位置に昇ります。普段観測しづらい水星を見るチャンスです。

とはいえ、14日(火)でも日の入り30分後の高度は約4度と低く、空もまだ明るいため、肉眼で水星を見るのは大変なことが予想されます。西の方角が開けた場所から、双眼鏡を使っての観測がおすすめです。

▼14日に沈む時間(東京)
太陽 17時51分頃
水星 18時46分頃

月が土星と木星に接近

15日~19日 19時頃の南~南東の空(東京)

9月も土星と木星が見頃です。日が沈む頃には既に土星と木星は空に昇っています。土星は約0.4等、木星は約マイナス2.8等もの明るさで輝くため、夜空の中でも特に目を引きそうです。

16日(木)から18日(土)には、土星と木星の下を月が通過していきます。月は17日(金)夜には土星に、18日(土)夜には木星に最接近するため、晴れた際には夜空を見上げてみてください。

▼沈む時間(東京)
月  18日02:03頃 19日03:10頃
土星 18日01:39頃 19日01:35頃
木星 18日03:00頃 19日02:56頃

次回、月が土星と木星に接近するのは10月14日(木)、15日(金)です。

中秋の名月

写真:(ウェザーニュースアプリからの投稿)

今年は9月21日(火)が「中秋の名月」です。

中秋の名月とは、昔使っていた月の満ち欠けをもとに1か月の日付を決める太陽太陰暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のことを指します。現在用いられている新暦では旧暦から約1か月ズレているため、9月や10月に中秋の名月を迎えるのです。

中秋の名月を愛でる習慣は、平安時代に中国から伝わったとされています。

中秋の名月と満月の日付

中秋の名月の日は必ず満月と思っている方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。むしろ満月ではない年の方が多いです。これは中秋の名月の日付を決めるもととなる旧暦と、実際の月の満ち欠けの周期が完全に一致していないためです。

ただ、今年からは3年連続で満月のタイミングに中秋の名月を迎えます。丸い中秋の名月を楽しむことができそうです。

空を見上げて、夜空を明るく照らすお月さまを楽しんではいかがでしょうか?

9月の満月はハーベストムーン

9月は21日(火)8時55分頃に満月を迎えます。

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。

9月は、農産物を収穫する秋にちなんで、この時期に見える満月をハーベストムーン(収穫月)と呼んでいたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。

参考資料など

『天文年鑑(2021)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/

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