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夏の洗車 時間帯によっては逆効果 いつが最適?

ウェザーニュース / 2021年8月24日 5時0分

ウェザーニュース

夏の天気の良い日に洗車をすればすぐに乾くので好都合、と思う方は意外と多いのではないでしょうか。実はそれはあまり良くなく、やり方次第では洗車前より汚れてしまう可能性もあるのです。

オートバックスセブンIR・広報部の鈴木政和さんは「夏の直射日光が照り付けるカンカン照りの状況では洗車をしてはいけません」と言い切ります。

イオンデポジットとウォータースポットにご用心

夏の炎天下での洗車は乾きが早く、車のボディも高温になっているため、拭き上げをする前に濡らしたそばから水は蒸発してしまい、“イオンデポジット”が発生する確率が高くなります。

イオンデポジットとは、車体に付着した水滴が熱によって急激に蒸発すると、水道水に含まれるカルキなどが汚れとして残ってしまう状態のこと。

「シャンプーに混じった不純物が固まってしまう場合もあり、洗っているつもりでも、かえって汚れをつけていることになりかねません」と鈴木さんは警告します。

また、「直射日光が水滴に射し込むと、水滴がレンズの役割を果たして車体が高温になり、塗装を傷めることもありえます。これを“ウォータースポット”と呼びますが、一度ウォータースポットが出来ると通常のクリーナーではなかなか消すことはできません」(鈴木さん)

そこで、夏場に洗車する際の鉄則と効率的な方法を鈴木さんにアドバイスしてもらいました。

【夏の洗車の3つの心得】
(1)曇りの日あるいは日差しが弱い朝方か夕方に行い(太陽が当たらない日陰が望ましい)、短い時間で終わらせるのが鉄則です。
(2)まずは車全体に水をかけ、ボディの熱をさましてから洗車作業に入る。
(3)天井やドア、タイヤ、ホイールなど、パーツごとにこまめに洗い流しを繰り返す。水は乾いてしまう前に急いで拭き取る。

頑固な虫汚れを落とす方法

また、夏の洗車で注意しなければならないのが「虫汚れ」。付着して太陽に照らされると乾燥し、固くこびりついてしまいます。

濡らしたティッシュなどでサッと拭き取ることが手軽な方法ですが、完全な汚れ除去が難しい場合は、専用の使い捨てウェットシートや、スプレー式の虫取りクリーナーを使うのもいいでしょう。

とにかく炎天下での洗車は禁物です。夏の洗車は、専門家のアドバイスを参考に、お天気を見計らいながら、手早く、効率的に行いましょう。

参考資料など

取材協力/オートバックスセブン

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