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お彼岸の前に早くも彼岸花が開花? 実は違う品種かも

ウェザーニュース / 2021年9月1日 9時10分

ウェザーニュース

妖しさと美しさを合わせ持つ彼岸花が、関東などで早くも咲き始めている姿が見られます。

例年、9月中旬のお彼岸の頃に開花となりますが、今年はかなり早い開花となっているのでしょうか?

全国から目撃情報届く

ウェザーニュースがアプリユーザーに対して行った調査では、咲いている地域が沖縄から北海道まで全国の広範囲にわたっていることがわかりました。
(調査期間:2021年8月30日〜31日/回答数:7,100人)

8月は九州〜中部では大雨が続いて平年より気温が低くなりました。一方、関東〜北海道は平年並かやや高めとなるなど、気温データと有益な関係は見られませんでした。そこで、植物の専門家に伺った結果、思わぬ回答をいただきました。

その花「コヒガンバナ」かも

財団法人日本花の会樹木医の和田博幸さんによると、

「今咲いている彼岸花は、“コヒガンバナ”という別の品種の可能性があります。

“コヒガンバナ”は中国原産で、この種類は8月下旬に咲き、種ができます。

いつも目にする彼岸花は、有史以前に日本に帰化したもので、種ができず球根のみで増えるため、長い時間をかけて日本中に広まったといわれます。関東ではお彼岸の頃に咲きます。」
とのことです。

2つの品種の違いは、花期と種ができるかどうか。名前に“コ”と付きますが、特に小さいわけではなく、見た目の違いはほとんどないようです。

今回の花が“コヒガンバナ”という品種であれば、今度はまた9月のお彼岸の頃にも鮮やかな彼岸花が楽しめそうですね。ぜひ公園や田んぼなど立ち寄った際は、開花状況を観察してみてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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