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ソファやカーペットの4倍以上? ダニアレルゲンが多い場所とは

ウェザーニュース / 2021年10月8日 10時0分

ウェザーニュース

さわやかな秋晴れの季節がやってきました。けれど過ごしやすい天候とは裏腹に、体にかゆみをおぼえたり咳(せき)が治まらなくなったりはしませんか。原因は朝夕の気温差が大きいことばかりでなく、「ダニアレルゲン」かもしれません。

ダニアレルゲンとは、ダニのフンや死骸(しがい)のことです。ダニアレルゲンはハウスダスト(家の中にたまるホコリ)に多く含まれていて、人間の体に悪影響を及ぼします。家の中でダニアレルゲンが多い場所や適切な掃除の仕方などについて、“掃除や害虫対策のプロ”であるダスキンに伺いました。

ダニが寿命を迎える秋、とくに注意すべき場所は?

この時季、なぜダニアレルゲンが増えるのでしょうか。

「ダニアレルゲンは6~8月に増えたダニが死滅し始める秋に急増します。室内にいるダニのおよそ9割を占めるチリダニ類(ヒョウヒダニ)は、梅雨から夏の間、気温20~30℃・湿度60~80%の暗く潜り込みやすい場所で繁殖し、9月頃に発生のピークを迎えます。

チリダニ類のほか、コナダニ類やツメダニ類が体に悪影響を及ぼしますが、いずれもサイズは0.3〜0.8mm程度と、肉眼ではほぼ気づくことができません。しかし、繁殖したダニは大量のフンを排出します。ダニの寿命はおよそ3カ月ですので、ちょうど秋を迎えたこの時季、フンに加えて死骸も多くたまってくるのです。

ダニアレルゲンがたまりやすい場所はどこですか。

「布団類です。暗くて潜りやすく、ダニの“好物”であるフケや毛髪が豊富にある場所だからです。布団や電気敷毛布に含まれるダニアレルゲンの量は、ソファやカーペットの4倍以上にのぼるという調査結果があるほどです」(ダスキン)

「就寝時、鼻や口と布団類とは極めて距離が近くなります。さらに人間は1日の約1/3を睡眠時間として布団に入って過ごすため、ダニアレルゲンを吸い込んでしまう可能性が高くなります。

注意が必要なのは、小さなお子さんや持病のある人がいる家庭だけではありません。ハウスダストやダニアレルゲンが原因となる通年性アレルギー性鼻炎は、10〜20歳代に多いとされています」(ダスキン)

掃除の際はホコリを舞い上げず除湿も心がける

この時季の掃除方法のポイントは。

「晴れた昼間はまだ気温の高い日が続いていますので、死骸やフンがたまっているほか、ダニそのものが生きている可能性があります。まずダニ用の燻煙(くんえん)剤や燻蒸(くんじょう)剤を用いて、部屋全体からダニを減らします。布団や畳の間などは燻煙剤や燻蒸剤が届きにくいので、ダニ用の駆除剤も併用してみてください。

そのうえで、掃除の際には大きく3つの点に気を配ってください。

(1)ホコリを舞い上げない
起床時や帰宅時などのホコリが落ち切っているとき、まずモップをかけてから掃除機をかけるとホコリを舞い上げずに掃除ができて効率的です。

(2)温度と湿度をコントロールする
ダニが好む湿度60%以上の環境をつくらないように“除湿”が重要です。エアコンをつけたり換気をしたりして、温度と湿度のコントロールを心がけましょう。

(3)寝室と寝具、収納場所に要注意
ホコリが出やすくたまりやすい布団は、掃除機を使って十分に吸い取ってください。専門業者による『ふとん丸洗いサービス』の利用も有効です。枕も要注意です。中身の素材によって通気性が違うため、ダニの発生のしやすさが異なります。とくにそばがらはダニのエサとなりますので、気をつけてください。

掃除機をかけた後、ダニが気になる場所にダニよけスプレーをかけたりダニよけシートを設置したりしたうえで、収納するのもいいでしょう」(ダスキン)

ダニアレルゲンはダニアレルギーの大きな原因となり、気管支喘息(ぜんそく)、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎などを引き起こします。適切でこまめな掃除を行い、さわやかな秋の日をより快適に過ごしましょう。

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