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★11月の天体イベント★ かなり深い部分月食あり!流星群の出現も

ウェザーニュース / 2021年11月4日 16時45分

ウェザーニュース

空気が澄むようになり、星空が一段とキレイに輝くようになってきました。11月は部分月食や流星群、月と惑星の接近など、注目の天体イベントが目白押しです。

夜は冷える時期になりましたので、暖かくして天体観測をお楽しみください。

細い月が金星に大接近

11月8日 日の入り1時間後 南西の空(東京)

日が沈んで暗くなりはじめると、南西の低い空に宵の明星「金星」の姿が見えるようなります。マイナス4等以上と周りの星よりひと際明るいため、宵の南西の空で輝く姿を楽に見つけられそうです。

11月8日(月)は日中に、地球から見て金星の前を月が通過する「金星食」が起こります。東京では、13時46分頃に金星が月に隠れ始め、14時37分頃に月で隠れていた金星が姿を現す予想です。双眼鏡や望遠鏡をお持ちの方は、くれぐれも近くの太陽を直接見ないよう注意して、金星食をお楽しみください。

8日(月)は金星食が終わったあと、日が沈むと肉眼で細い月と金星の大接近が見られます。南西の方角が開けた場所から、寄り添う月と金星の様子をお楽しみください。

▼8日の沈む時間(東京)
金星 8日19:20頃
月  8日19:31頃

月が土星と木星に接近

11月10日~12日の18時頃 南の空(東京)

11月も空が暗くなると、南の空で木星と土星を見ることができます。土星は約0.7等、木星は約マイナス2.4等の明るさです。

11月10日(水)から12日(金)にかけては、月が段々と満ちながら土星と木星の下を通過していきます。

月は、10日(水)には土星に近づき、11日(木)から12日(金)には木星に近づくので注目です。夜空で起こる月と惑星の接近をお楽しみください。

▼沈む時間(東京)
・10日(水)
土星 22:09頃 木星 23:25頃 月 21:45頃
・11日(木)
土星 22:05頃 木星 23:21頃 月 22:53頃
・12日(金)
土星 22:01頃 木星 23:18頃 月 23:59頃

おうし座北流星群が極大

12日22時頃 東の空(東京)

11月12日(金)、おうし座北流星群の活動が極大を迎えます。

おうし座流星群には「北群」と「南群」の2つがあり、毎年10月中旬~11月中旬ごろに出現します。11月12日(金)に活動の極大を迎えるのは「北群」の方ですが、出現のピークは非常になだらかなため、出現期間中で天気の良い日に夜空を見上げてみてください。

極大当日は、放射点のあるおうし座が17時頃(東京)から東の空に昇りはじめます。上限を過ぎた月は日付の変わる頃には沈み、それ以降は月明かりの心配はありません。

北群の流星はピーク時でも1時間に2個程度と活動は控えめですが、この時期は南群やしし座流星群の活動時期でもあります。見えたらラッキーと思って、流星観測をお楽しみください。

しし座流星群が極大

18日2時頃 東の空(東京)

11月18日(木)2時頃に、しし座流星群が活動の極大を迎えます。1番の見頃は18日(木)未明です。

しし座流星群は、約33年ごとに流星嵐のチャンスがあるとされている流星群です。2001年には、日本でも1時間あたり1000個を超える流星が観察されたことで、名前が知られています。ただ、2003年以降は出現数がかなり少なくなっています。

今回は19日(金)に満月を迎える月があるため、観測条件は良くなく、ピーク時には1時間に3個程の流星が見られる予想です。

東京では23時頃から、放射点のあるしし座が東の空に昇ってきます。夜から明け方は冷え込むため、暖かい服装で流星観測をお楽しみください。

約98%隠れるかなり深い月食

月の動きと月食の時刻

11月19日(金)の夕方から宵にかけて、日本全国で「部分月食」が見られます。月食は、太陽・地球・月が一直線に並ぶ時に起こり、月が地球の影に隠されることで、地球から見ると月が欠けていく様子が楽しめる天文現象です。

今回は、食の最大時には月の直径の97.8%が地球の影に入る、たいへん深い部分月食です。

月が完全に地球の影に入る皆既月食の場合は、赤銅色の満月の姿が楽しめますが、通常の部分月食の際は月は影に入った部分が暗くなるのみです。ただ、今回は月がほぼ地球の影に入る、皆既食に近い部分月食となるため、食の最大の頃には影の部分が色づいて見えるかもしれません。

代表地点の月の出時刻と月食の時刻

部分月食の始まりから終わりまで、約3時間29分あります。満月は16時18分頃から欠け始め、18時2分頃に部分食の最大を迎えた後、19時47分頃に部分食が終了して満月の姿に戻る予想です。

北海道や東北北部のエリアでは、部分食が始まる16時18分頃の時点で、すでに空に月は昇っているため、部分食を最初から見ることができます。

これ以外のエリアでは、部分食が始まってから月が空に昇ってくる「月出帯食(げつしゅつたいしょく)」となります。

11月の満月はビーバームーン

農事暦における満月の呼び方

11月の月は、19日(金)17時58分頃に満月の瞬間を迎えます。

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。

11月は、ネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬の為のダム作りを始める時期という2つの説からビーバーと名づけられたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。

参考資料など

『天文年鑑(2021)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/eclipsex_l.cgi

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