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阿蘇山で20日(水)と同規模の噴火の可能性 気象台が注意を呼びかける

ウェザーニュース / 2021年10月25日 13時45分

ウェザーニュース

福岡管区気象台は25日(月)午後、阿蘇山で新たに噴火の発生する可能性があるとして情報を発表し、注意を呼びかけています。

火口の浅い所で圧力が増している可能性

阿蘇山では、これまで大きかった火山性微動の振幅が小さくなっています。今日25(月)11時頃からは、中岳第一火口の浅部を震源とする振幅の小さな火山性地震が増加。さらに京都大学本堂トンネル観測点の伸縮計では、中岳火口の浅部の膨張とみられる変動が観測されています。

これらのことから阿蘇山・中岳火口の浅い所での圧力の増加が示唆され、20日(水)と同程度の規模の噴火が発生する可能性があります。現在、噴火警戒レベルは3の入山規制が継続中です。新たな噴火に注意をしてください。

防災上の警戒事項等

中岳第一火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する、火山弾と呼ばれる大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では火山灰だけでなく、火山礫と呼ばれる小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意が必要です。

阿蘇山上空では西よりの風が予想されておりますので、特に火口の東側から南東側にかけての地域は、噴火が発生した場合降灰のおそれがあります。

また、火山ガスにも注意し、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

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