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水道水でも大丈夫? 家でおいしいコーヒーを淹れるためのポイント

ウェザーニュース / 2021年11月5日 5時0分

ウェザーニュース

読書の合間に心をいっそう落ち着けたり、旬の素材で食欲を満たした後に味わいを振り返ったり。秋はコーヒーがいっそうおいしく感じられる季節です。

ウェザーニュースが実施したアンケート調査によると、家でコーヒーを飲むときは、「インスタント」や「缶コーヒー」をおさえて「ドリップ」派が全体の4割以上で最も多いことが分かりました。

コーヒー豆の種類も豊富で、淹れ方などによって幅広くアレンジできるため、自分好みのコーヒーを楽しみたいという人にドリップ派が多いようです。

豆のチョイスも大切ですが、実はコーヒーの約99%を占める「水」の選び方によっても、コーヒーの味わいが変わるようです。コーヒーをおいしく淹れるには、使う水の選び方やお湯の温度にも注意が必要だといいます。

おいしいコーヒーを淹れるためのポイントを、UCC上島珈琲に伺いました。

軟水と硬水の違いは?

よく用いられるミネラルウォーターにもさまざまな種類があります。それぞれで淹れたコーヒーの味わいには、どんな違いが生じるのでしょうか。

「水は溶け込んでいるミネラルの量によって『軟水』と『硬水』に分けられます。その基準を硬度といい、水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル成分のイオン量を炭酸カルシウムに換算して、水1Lに含まれる量を示します。一般に100mg以下を軟水、100mg以上を硬水としています。

軟水は飲むと“さらっと”した印象で、ミネラル分が少ないためコーヒーの成分に影響を与えにくい性質をもっています。コーヒーそのものの特徴が出やすく、マイルドで酸味が立った味わいになります。

硬水はミネラル分が多く、飲むと“噛むことができる”ような感覚になります。とくにマグネシウムが多く含まれた水は、コーヒーの苦味が強く感じられる傾向があります。

軟水と硬水のどちらが好みの味になるかは人それぞれです。それぞれで淹れたときの違いをふまえて、好みの水を追求してみてください」(UCC)

水道水で淹れても大丈夫?

コーヒーを淹れるときに水道水を使っても大丈夫なのでしょうか?

「日本の水道水は地域にもよりますが、ほとんど軟水です。その水質は世界でも高い水準にありますので、十分おいしいコーヒーを淹れることが可能です。汲(く)みたてで沸かしたての新鮮な状態で淹れることは当然ですが、次の3点にも注意してください。

1:塩素臭(カルキ臭)を減らす
水道水独特のカルキ臭さはコーヒーの香りを阻害しますが、一度沸騰させるとある程度軽減できます。活性炭が入っている濾過(ろか)器や浄水器を取り付けると、さらに改善されます。

2:朝一番の水は使わない
朝一番に蛇口から出る最初の水は、前日からの溜まり水なので、使わないようにしてください。

3:鉄分の多い水は使わない
水道管が古かったり瞬間湯沸かし器の水を使ったりすると、水に鉄分が流れ出てくることがあります。鉄分はコーヒーに含まれて渋味を生じさせる植物性化合物のタンニンと結びつき、味や色に悪影響を及ぼします。

これらの点に気をつければ、水道水でもおいしいコーヒーを味わうことができます」(UCC)

抽出時、提供時、飲み頃それぞれの適温に配慮を

そのほかにもお湯の温度には注意した方が良いそうです。

「抽出用の器具によっては高温になりすぎたり、少しずつ冷めてきたりするものもあるので、お湯の温度はコーヒーの抽出時から提供時、さらに飲み頃まで気を配る必要があります。

同じ品種のコーヒー豆と焙煎(ばいせん)度の粉を使っていても、お湯の温度によって抽出される成分が異なり、味にも影響を及ぼします。酸や糖などの成分は粒子が小さく軽いので、比較的低温でも粉の中心部から溶け出してきます。

一方、苦味や酸味をつくる成分は、粒子が大きく重いため、高温のお湯で抽出する必要があります。ただし、高温にしすぎると苦味や酸味が強くなりすぎるだけではなく、余計な雑味まで抽出されてしまうのです。

ちなみにホットコーヒーの場合、抽出時のお湯が92~96℃、提供時が80~82℃、飲み頃が68~70℃とされています」(UCC)

少しの手間と気配りを加えることで、水道水でもおいしいコーヒーを淹れられることがわかりました。読書の秋、食欲の秋の楽しさをより深めてくれる、おいしいコーヒーを自宅で味わってみましょう。

参考資料など

取材協力/UCC上島珈琲株式会社

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