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断続的な雷雨や霰(あられ)に注意 風も強く日本海側は荒天続く

ウェザーニュース / 2021年11月11日 10時40分

ウェザーニュース

今日11日(木)は上空の寒気の影響で、日本海側を中心に活発な雨雲が次々に通過しています。断続的に雨が降り、雷を伴って強く降ったり、霰(あられ)は雹(ひょう)を伴うこともあるので、注意が必要です。

寒気の影響で大気の状態が不安定

上空5500m付近で-24℃以下の強い寒気が、日本付近をゆっくりと通過中です。日本海の海面水温が平年より高いことも加わり、大気の状態は非常に不安定で、雨雲が発達しやすくなっています。

日本海側の各地や九州の東シナ海側は雨雲が次々に通過して、断続的に雨が降っています。10時00分までの1時間には新潟県村上市で15.5mmのやや強い雨を観測、48時間雨量は村上市で157.5mm、石川県金沢市で143.5mmに達しました。

10時の時点で新潟県、石川県、秋田県の一部に大雨警報が発表中で、新潟県村上市には土砂災害警戒情報が発表中です。

また、北日本の日本海側は風も強く、北海道松前町では8時半前に最大瞬間風速24.2m/sを観測しています。

午後も雷雨や霰などに注意

11日(木)夕方の雨の予想

寒気の動きが遅いため、午後も状況に大きな変化はなく、日本海側の各地は雨の降りやすい状況が続く見込みです。特に北陸や東北の日本海側では、活発な雨雲が通過するタイミングで1時間に20mm以上の強い雨の降るおそれがあります。すでに総雨量が100mmを超えて、土砂災害の危険性が高まっている所がありますので、急な斜面など危険な所に近づかないようにしてください。

強い雨に加えて落雷や突風、霰(あられ)や雹(ひょう)の可能性もあります。初冬期の霰は、強く降ると気温が高くても道路に積もり、急激にスリップしやすくなります。車の運転中に強く降ってきたら速度を落とし、状況によっては一旦、車を止めるなどの安全策が必要です。

今夜から明日12日(金)にかけても、活発な雨雲が通過しやすい状態が続く見込みです。

参考資料など

気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構

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