紅葉　今週末おすすめ情報　東京や京都などの平野部で見頃に

ウェザーニュース / 2021年11月18日 11時0分

ウェザーニュース

いよいよ東京や京都などの平野部で紅葉シーズンとなっています。

今週末の紅葉見頃情報と天気をお伝えします。

関東　週末に見頃の名所

東京都・明治神宮外苑いちょう並木　紅葉の様子(11月13日)

・明治神宮外苑いちょう並木(東京都)
青山通りから聖徳記念絵画館を望む道の両側に146本のイチョウ並木があります。現在このイチョウ並木全体が黄金色に輝いていて、まさに黄葉のピークを迎えています。

・国営昭和記念公園(東京都)
「かたらいのイチョウ並木(98本・300m)」と立川口「カナール沿い(106本・200m)」は、黄葉シーズンには黄金色のトンネルとなり園内でも人気の高いスポットです。「日本庭園」ではカエデ類(約300本)が紅葉します。その他、ケヤキやカツラ、ナンキンハゼなどの広葉樹も季節の彩りを添えます。

・甲州街道いちょう並木(東京都)
11月中旬になると見事に育ったイチョウが甲州街道の両側で黄金色に輝きます。例年第3週の土日に秋の黄葉に合わせて「八王子いちょう祭り」が開催されています。

・ふなばしアンデルセン公園(千葉県)
園の中央に位置する太陽の池周辺の紅葉が特に美しく、太陽の橋からの景色は絶景。また、手漕ぎボートから眺める紅葉や、ボートハウスのオープンデッキで軽食を味わいながら眺める紅葉もおすすめです。

・大宮公園(埼玉県)
ハゼノキ、ヤマモミジ、サクラ、メタセコイアなど約2500本の紅葉が園内を彩ります。現在見頃を迎え、11月末まで紅葉を楽しめます。

・蓑山(美の山)(埼玉県)
山頂からの眺望は素晴らしく、秩父盆地や秩父連山、遠くには赤城、日光連山を望むことができ、日本夜景100選に選ばれた景色や雲海も絶景です。

関東　週末の天気

20日(土)は高気圧圏内となり、太平洋側を中心に日差しが届く所が多くなる予想で、紅葉狩りを楽しめそうです。21日(日)は日差しが届くことがあっても雲が広がります。

昼間は日差しが届けば過ごしやすい体感です。朝晩は冷え込むので、調節しやすい服装で紅葉狩りを楽しんでください。

中部　週末に見頃の名所

山梨県・川口湖畔　紅葉の様子(11月17日)

・河口湖畔(山梨県)
11月23日まで「紅葉まつり」が開催されます。川の両脇に約60本の古木もみじがきれいに色付き、期間中は午後10時までライトアップされます。また河口湖の北岸を走る湖北ビューラインでは紅葉と富士山、湖をセットで楽しめます。現在見頃となっており、今週末までは見頃が続く予想です。

・寸又峡(静岡県)
大井川支流の寸又川の渓谷。谷は深く、両岸の岸壁から大小の滝が落ち込み、山肌はモミやツガスギ等の森に包まれています。中心は寸又峡温泉で、温泉街から長さ90ｍの夢のつり橋とアーチ式の飛龍橋を結ぶ遊歩道が設けられています。現在見頃となっており、11月末にかけて紅葉を楽しめます。

・定光寺・定光寺公園(愛知県)
本堂付近や境内の各所で鮮やかな紅葉が見られ、壮厳な建物とのコントラストが見事です。近隣の定光寺公園と併せて、紅葉を楽しみながら秋の散策を楽しめます。

・鳳来寺山(愛知県)
表参道沿いや鳳来寺山一帯の山肌が紅葉し、訪れる人の目を楽しませてくれます。今週末から見頃を迎え、12月はじめにかけて紅葉を楽しめます。

・鶴仙渓(石川県)
山中温泉は三方を山々に囲まれ、全山美しい紅葉に包まれています。山中の東山、西山が広葉樹の全山紅葉となり美しく、とりわけ鶴仙渓こおろぎ橋の紅葉が美しさを極めています。

中部　週末の天気

近畿　週末に見頃の名所

京都府・嵐山　紅葉の様子(11月16日)

・嵐山(京都府)
嵐山全域でモミジなどが紅葉し、山全体が赤や黄色に染まります。渡月橋上流一帯の山々、寺や神社で紅葉を楽しめます。現在色づきが進み、今週末以見頃を迎える予想です。

・南禅寺(京都府)
山門の楼上から見る、色鮮やかなカエデやモミジの紅葉はまさに絶景です。方丈庭園、南禅院でも美しい紅葉を楽しむことができます。現在見頃を迎え、12月はじめにかけて紅葉の見頃が続きます。

・東福寺(京都府)
開山堂への歩廊として架設された通天橋からの紅葉は絶景です。今週末から見頃を迎え、12月上旬にかけて紅葉を楽しめます。

・神戸布引ハーブ園／ロープウェイ(兵庫県)
神戸の絶景を見渡すロープウェーに乗って約10分の空中散歩。眼下には色付く六甲の山並みが広がります。現在見頃を迎え、12月中旬にかけて紅葉の見頃が続きます。

・有馬温泉瑞宝寺公園(兵庫県)
約2,000本のモミジとカエデで美しく彩られています。紅葉の時期限定で「もみじ茶屋」が出店します。現在見頃を迎え、11月いっぱいは見頃が続く予想です。

・神戸市立森林植物園(兵庫県)
長谷池にあるハナノキが見事に色づきました。メタセコイアやスズランノキ、イチョウやドウダンツツジ、ラクウショウ、イロハモミジなどの紅葉も園内各所で見頃を迎えています。

近畿　週末の天気

20日(土)は高気圧圏内となり、太平洋側を中心に日差しが届く所が多くなる予想で、紅葉狩りを楽しめそうです。21日(日)は日差しが届くことがあっても雲が広がります。

この時期らしく、昼間は過ごしやすい体感ですが、朝晩は冷え込みます。調節のしやすい服装で紅葉狩りを楽しんでください。

中国、四国　週末に見頃の名所

岡山県・特別史跡旧閑谷学校　紅葉の様子(11月12日)

・特別史跡旧閑谷学校(岡山県)
樹齢100年を超える楷の木が赤と黄色に紅葉しています。もみじの見頃は毎年11月20日頃です。夜になるとライトアップされ、紅葉とライトアップのコラボレーションを楽しむことができます。

・宮島(広島県)
イロハカエデ、オオモミジ、ヤマモミジ等、多種品が群生しており長期間にわたって紅葉を楽しめます。園内には清流「紅葉谷川」も流れています。現在見頃を迎え、11月いっぱいは紅葉の見頃が続く予想です。

・みやま公園(岡山県)
園内には桜、梅、椿、ツツジ、モミジなど300種を超す約15万本が植栽及び自生しています。秋にはモミジ、フウ等の色とりどりの紅葉が見られ、散策にも最適です。

・金刀比羅宮(香川県)
境内地の裏参道の全域及び奥社道の白峰神社周辺の紅葉が素晴らしいです。今週末から見頃を迎え、12月はじめにかけて紅葉を楽しめます。

・寒霞渓(香川県)
表12景、裏8景からなります。自然が創り上げた岩山には50種類以上もの紅葉植物が季節の彩を添えます。日本三大渓谷美の1つとも称される海の見える渓谷です。現在見頃を迎え、12月中旬にかけて1ヶ月ほど紅葉を楽しめます。

中国、四国　週末の天気

＜中国＞
今週末は各地で雲が広がります。20日(土)ほど日差しのチャンスがあるので、紅葉狩りは20日(土)の方が楽しめそうです。

朝晩は冷え込みが強く、昼間も15℃前後のこの時期らしい体感となります。調節のしやすい服装で紅葉狩りをお楽しみください。

＜四国＞
20日(土)は太平洋側を中心に日差しが届く所が多くなる予想で、紅葉狩りを楽しめそうです。21日(日)は雲が広がり、太平洋側ほど雨の降る可能性もあります。

紅葉が見頃となる地域では、朝晩は冷え込みが強く昼間も15℃前後の肌寒い体感となります。雨が降ると気温の数字より寒く感じそうです。紅葉狩りに行く際は重ね着で防寒を行ってください。

九州　週末に見頃の名所

福岡県・雷山千如寺大悲王院　紅葉の様子(11月14日)

・雷山千如寺大悲王院(福岡県)
樹齢400年のカエデの紅葉は見事です。重要文化財の千手観音等もあります。現在見頃を迎え、来週にかけて紅葉を楽しめます。

・五家荘(熊本県)
モミジ、カエデ、ツガ、ドウダン、ブナなどが色とりどりに紅葉します。特にモミジは真っ赤に色づきます。現在見頃となっており、今週末までが紅葉のピークとなる予想です。

・呑山観音寺(福岡県)
参道の石畳と紅葉の並木が美しい天王院周辺では、1,000本のモミジが一斉に紅葉し境内全体が赤く染まります。百観音堂周辺には1,000本のドウダンツツジがあり、紅葉した葉が真紅の壁を作ります。

・仁比山神社(佐賀県)
仁比山神社一帯は全てモミジの古木で、参道や境内の紅葉を楽しむことができます。現在見頃を迎え、11月末まで紅葉の見頃が続く予想です。

・菊池渓谷(熊本県)
エメラルドグリーンの渓流と紅葉の美しいコントラストを楽しめます。広河原、紅葉ヶ瀬(もみじかせ)がおすすめポイントです。現在見頃となっています。

九州　週末の天気

20日(土)は高気圧圏内となり晴れるところが多くなる予想です。青空に色づき始めた紅葉が映えそうです。21日(日)は雲が広がり、西から天気が下り坂。雨が降り出すところがあります。

昼間は日差しが届けば過ごしやすい気温ですが、朝晩はかなり冷え込み氷点下となるところがあります。雨が降ると気温の数字より寒く感じそうです。紅葉狩りに行く際は重ね着で防寒を行ってください。