北海道から九州は雷雨や突風注意 明日は北海道から雪に変わる

ウェザーニュース

今日3日(金)は日本海を進む低気圧や前線の影響で、北海道から東北、九州にかけての日本海側を中心に雨の所が多くなっています。今夜にかけて局地的な雷雨や突風などに注意が必要です。

日本海側は雷雨や突風注意

午後になって雨の範囲は拡大し、北海道の広い範囲や本州の日本海側、九州北部などで雨が降っています。所々に活発な雨雲も見られ、15時30分までの1時間には北海道釧路市・釧路空港で10.0mm、福岡市で3.5mmの雨を観測しました。

前線の周辺は大気の状態が不安定になっていて、雷が頻発しています。

これから今夜にかけて日本付近を前線が通過していくため、雨の降りやすい状態が続く見込みです。局地的には雷を伴った強い雨となることもあります。また、活発な雨雲が通過する際は、突風のおそれもありますので、注意が必要です。

明日は北から雪の範囲が広がる

4日(土)の新たな積雪の予想

明日4日(土)は低気圧や前線が東に抜けて、北日本を中心に冬型の気圧配置となります。平地で雪が降る目安となる、上空1500m付近で－6℃の寒気は東北まで南下する予想です。

今日は雨の所が多かった北海道は朝から雪の降る所が多く、東北や北陸でも山沿いから次第に雪へ変わっていきます。多い所では明日一日で、20cm前後の新たな雪が積もりますので、車で移動する際は路面状況の変化に注意をしてください。夕方以降は東北の市街地でも雪の所が増えてくる見込みです。

また、寒気の南下によって寒さも戻り、朝よりも昼、昼よりも夜の方が寒くなります。雪対策に加え、寒さ対策も欠かせません。