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東北や北陸で積雪が急増中 大雪警報の出ている所も

ウェザーニュース / 2021年12月25日 20時30分

ウェザーニュース

今日25日(土)の夜になり冬型の気圧配置が強まってきました。寒気の南下に伴って東北から北陸、山陰にかけての広い範囲が活発な雪雲に覆われ、局地的に積雪が急増しています。ひと晩で一気に雪の積もる所が多く、明日26日(日)の朝は除雪が必須です。

1時間に5cm前後のペースで雪が積もる

平地で雪になる目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が日本列島の大部分を覆ってきました。日本海側はほとんどの所が雪で、関西エリアでも雨やみぞれになっている所があります。

特に東北南部から北陸の山沿いでは1時間に5cm前後のペースで積雪が増えており、20時の積雪は山形県大蔵村・肘折で83cm、新潟県阿賀町・津川は24cmを観測しました。津川は16時の時点の積雪が0cmでしたので、わずか4時間でこれだけの雪が積もっています。富山市では7cm、金沢市でも4cmなど市街地でも積雪が増加してきました。

20時の時点で新潟県と長野県の一部に大雪警報、北海道の一部には暴風雪警報が発表されています。

ひと晩で積雪状況が一変する所も

寒気は今夜から明日26日(日)にかけてさらに南下し、日本海側は断続的に雪が降り続く見込みです。すでに雪が強まっている東北、北陸の山沿いは、今夜だけでさらに30cm前後の新たな雪が予想されます。

また、東北から北陸、山陰にかけての内陸の市街地でも10~20cm程度の雪が積もる見込みで、今夜の就寝前と明日朝の起床時で積雪状況が大きくかわっているとみられます。明日、外出を予定している場合は除雪をする時間を確保するようにしてください。

積雪急増による立ち往生などに警戒

今回の寒波は週明けの28日(火)頃にかけて続き、日本海側の広い範囲で断続的に雪が降る見込みです。先週の寒波に比べて雪の継続時間が長く、その分だけ積雪は多くなります。

今夜から28日(火)夜までの3日間で新たに積もる雪の量は、北陸の山沿いで1mを超える予想となっています。東北から山陰は内陸部の広い範囲で50cm以上が予想され、市街地でもドカ雪となる見込みです。積雪が急増することによって、それまでは普通に通行できた道路でも走行が困難になります。やむを得ず車での移動を行う場合は最大限の準備が必要です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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