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「よい風呂の日」に知るお風呂の3つの健康効果

ウェザーニュース / 2022年4月26日 5時0分

ウェザーニュース

4月26日は「4(よい)26(風呂)」という語呂合わせから「よい風呂の日」とされています。

お風呂が好きな方は多いと思いますが、入浴は私たちの健康を維持・増進するためにも大いに役立つのです。入浴の健康効果を3つご紹介します。

入浴が体によい3つの理由

(1)疲れをとることができる

適温のお湯に一定の時間つかると、全身の血流がスムーズに流れて、新陳代謝が活発になります。その結果、全身の疲れをとる効果を期待できます。

では「適温」や「一定の時間」とは、どれくらいでしょうか。

体調などによりますが、40℃くらいのお湯に10分程度つかるとよいでしょう。40℃は、人によっては「少しぬるいかな」と感じる温度ですが、熱すぎる温度は危険を伴うことがあるので、一般的にはぬるめのお湯のほうがおすすめです。

(2)免疫力を高めることができる

人は体温が下がると、ウイルスなどに対する免疫力も下がるといわれます。しかし、お風呂に入ると体温を上げることができます。入浴することで体温が上がると、体の免疫力が高まると考えられます。

シャワーでも体を温めることができますが、シャワーだけでは体の深部まではなかなか温めることができません。

また、鼻やのどの粘膜が乾燥すると、免疫力が下がりやすいことがわかっています。お風呂に入ると、浴室の蒸気で鼻やのどの粘膜を湿らせることができます。入浴時には深呼吸をして、鼻やのどの乾燥を防ぐように意識するとよいでしょう。

(3)体の汚れを洗い落とすことができる

入浴には、皮膚の洗浄作用もあります。私たちの皮膚にはさまざまな異物が付着しています。自分の汗や脂、体に有害な物質や微生物などが知らないうちに付いています。

不要、あるいは有害なこれらのものを、お風呂に入ることで除去することができます。

湯船にはつからずに、シャワーだけですます人もいるでしょうが、お湯につかるほうが体に付いた汚れをしっかり取り除けます。

温かいお湯につかると、毛穴が開いて毛穴にたまっていた汚れが浮いてきます。この汚れを洗い流すことで、体をきれいにすることができるからです。

入浴の前後に水分を補給しよう

入浴には、注意すべきことも幾つかあります。

その一つは「水分補給」です。お風呂に入って汗をかくことで、体内の水分やミネラルが失われます。入浴の前後に麦茶などの水分を適量、摂取するとよいでしょう。

ほかにも「酔った状態ではお風呂に入らない」「湯船で居眠りしない」ことなどを心がけましょう。

入浴することで、疲労や有害物質を取り除き、免疫力を高める効果が期待できます。自宅のお風呂を健康の維持・増進に上手に活用したいものです。

参考資料など

『最高の入浴法』(早坂信哉、大和書房)/『美しくなる入浴術』(漆畑 修、メディカルトリビューン)

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