西日本で雨が強まる 東海や関東は明日午前中がピークに

ウェザーニュース

今日26日(木)は前線や湿った空気の影響で、西日本では雨の強まっている所があります。夜からは近畿でも激しい雨に注意が必要です。

東海や関東など東日本は、明日の午前中が雨のピークになるとみています。

10分で10mm程の非常に激しい雨も

南から流れ込む湿った空気の影響で、西日本の太平洋側を中心に雨雲が発達しています。高知県・室戸岬では10分間で9.5mmの雨が降った時間があり、17時30分までの1時間降水量は37.0mmに達しました。また、愛媛県南予には「記録的短時間大雨情報」が発表され、大雨警報と土砂災害警戒情報が発表されています。

日本海側も前線の通過に伴って、局地的に雨が強まっています。周辺では雷も観測され、不安定な天気です。

夜以降はこれらの活発な雨雲が、大阪など近畿にも流れ込みやすくなります。遅い時間ほど雨が強まるおそれがあり、局地的には1時間に40mmを超える激しい雨のおそれがあるため注意してください。

東海や北陸は明日の朝が雨のピーク

27日(金)6時の雨雲の予想

明日27日(金)になると、雨の範囲は東日本や北日本に移ります。

東海や北陸は未明～早朝に激しい雨のおそれがあり、特に早い時間帯の通勤は注意が必要です。道路冠水が発生する可能性もあるため、アンダーパスなどは避けるようにしてください。

また、激しい雨で視界が悪くなるおそれがあります。車の運転は慎重に行ってください。

東京都心も午前中は土砂降りの雨に

関東も朝から雨が降ります。通勤・通学には雨具が欠かせません。

東京都心など市街地でも一時的に雨が強まり、1時間に20mm程の土砂降りの雨となるおそれがあります。沿岸部は風も強く、横殴りの雨になることがあるため、濡れた物を拭くタオルがあると良さそうです。