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今が旬の唐辛子、世界一辛いのは? 2022年版激辛・唐辛子ランキング

ウェザーニュース / 2022年8月3日 5時0分

ウェザーニュース

国産の青唐辛子が旬を迎えています。青唐辛子は、料理の辛みづけに使うものとしておなじみの「鷹の爪」と呼ばれる赤唐辛子を、未熟な状態で収穫したものです。

青唐辛子は緑色で、やや辛味は少ないですが、ビタミンCやカロテンが豊富です。一方、完熟した赤唐辛子は栄養価とともに辛みがぐんと増します。これをいつでも使えるようにと乾燥させたものが鷹の爪です。

この唐辛子、種類によって辛さに大きな違いがあるそうです。詳しい話を、白鷹ソース株式会社代表取締役社長で唐辛子専門店ハクタカ店長の伊藤惣一さんに伺いました。

辛さを決めるのはスコヴィル値

唐辛子の辛さの元になる成分は何ですか。

「唐辛子には『カプサイシン』という辛味成分が含まれています。このカプサイシンの割合は、『スコヴィル値』という数値で示されています。

スコヴィル値を決めるには、唐辛子から抽出した辛味成分を砂糖水で薄め、これを人が舐めてみて辛味を感じなくなったところで決まります。たとえば10スコヴィルの場合、砂糖水で10倍に薄めれば辛さを感じない、ということになります。

辛さの目安を人の舌に頼るのはアバウトだというので、最近では検査機器で辛さを測ることも多いのですが、スコヴィル値があまりに普及しているので検査機器で測ってもスコヴィル値に置き換えられることもあるそうです」(伊藤さん)

世界の辛い唐辛子ランキングベスト5

スコヴィル値に基づく世界の唐辛子ランキングを教えてもらいました。

「唐辛子の辛さについては、個体差や人の舌に頼る部分もあり、中にはこれぞ世界一だと発表された唐辛子でも、我々の業界ではフェイクニュースでは? というものすらあります。そこで、ギネスブックで正式に認定されているものをランキングにしました」(伊藤さん)

世界一は「キャロライナ・リーパー」

キャロライナ・リーパー。先端が死神の鎌に似ている

1位は2013年にギネス世界一に認定された(ギネス記録は2017年が最新で、いまだに破られていない)、アメリカのサウスカロライナ州で開発された『キャロライナ・リーパー』です。

「『リーパー』とは『死神』のことで、実の先端が死神が持っている鎌に似ていることからその名がついています。スコヴィル値は公式記録で1,600,000、最も辛いものでは、なんと2,200,000を記録しています。

2,200,000スコヴィルといえば、1gのキャロライナ・リーパーの辛さを感じなくするための水の量が2,200L必要で、家庭用の浴槽にするとおよそ10杯分ということになります。ちなみに一般的なタバスコソースでもスコヴィル値は数千です。ケタ違いの辛さであることがわかります。

なお、『ドラゴン・ブレス・チリ』や『ペッパーX』という種類がキャロライナ・リーパーより辛いという説もあるようですが、両方ともいまだギネス記録として認められていません」(伊藤さん)

2〜5位にもタバスコとは桁違いのスコヴィル値が並んでいます。

「2位は『トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー』です。防護服を着ないと調理できないと言われるほどの爆弾級の激辛です。

3位は2007~2011年まで世界一の座に君臨した『ブート・ジョロキア』、4位は激辛菓子に名前がついて有名になった『ハバネロ』、5位はジャマイカ料理には欠かせない『スコッチ・ボネット』です」(伊藤さん)

激辛唐辛子というと、辛さばかりが脚光を浴びます。しかし実は辛さの中にうま味や味の個性があり、またこの料理にはこの唐辛子、というように料理との相性もあるそうです。

激辛好きの方は、この夏にいろいろ試してみてはいかがでしょうか。

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