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北陸や西日本も局地的な強雨 広範囲で激しい雨に警戒を

ウェザーニュース / 2022年8月16日 13時50分

ウェザーニュース

今日16日(火)は日本海に伸びる前線や低気圧、そこに向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、雨雲が発達しやすくなっています。北日本だけでなく、北陸から西日本の日本海側でも雨が強まってきました。

強い雨で気温は急降下

寒冷前線が日本海を南下中で、その南側にはいくつものシアーライン(風の流れが変化する境界線)が形成されています。

暖かく湿った空気が強く流れ込むことで、シアーライン周辺で雨雲が発達し、北日本に加えて北陸や中国地方、九州北部など広い範囲で雨雲が発達している状況です。

13時30分までの1時間には新潟県関川村・下関で21.0mm、富山県富山市で20.0mm、山口県防府市で21.0mmの強い雨を観測しました。

雨が降り出すとともに気温は急降下しており、10時46分に36.2℃を観測した富山市は13時30分時点で24.2℃まで下がっています。

今夜にかけて局地的な激しい雨に警戒

16日(火)夕方の雨雲の予想

夕方から夜にかけては前線本体が南下してくるため、日本海側を中心に活発な雨雲がかかりやすくなる見込みです。

特に山陰から北陸にかけては局地的には1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがありますので、道路冠水や中小河川・用水路の急な増水、土砂災害、落雷、突風などに警戒が必要です。

また、前線から少し離れている西日本の太平洋側や東海なども、大気の状態が不安定になり、急に雨の降り出す可能性があります。天気の変化に十分注意をしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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