岐阜・揖斐川で全国今年初の猛暑日に 東京や名古屋は今年初の真夏日

ウェザーニュース

今日17日(水)は関東や東海など東日本や東北で気温が上がっています。特に内陸部では気温が高く、岐阜県揖斐川町では今年全国で初となる猛暑日を観測しました。

昨年より12日早い初猛暑日

今日は東日本の上空1500m付近で18℃以上の、真夏に匹敵するような暖かな空気に覆われています。強い日差しで午前中から気温が上がり、昨日以上の暑さとなりました。

特に東海や関東の内陸で気温が高く、岐阜県揖斐川町では14時50分に35.1℃に到達し猛暑日となっています。猛暑日の観測は今年に入って全国初です。

昨年は5月29日に群馬県内で初猛暑日となりましたので、それよりも12日早い観測になります。また、埼玉県秩父市などで猛暑日になった1993年5月13日に次ぐ、早い記録です。

また、東京や名古屋でも30℃以上の真夏日となり、各地で今年一番の暑さとなっています。

明日も東日本や東北で暑さが続く

18日(木)の天気と気温

明日18日(木)は曇りや雨となる西日本で暑さが和らぐ見込みです。

一方で、引き続き晴れる関東や東海、東北は気温が高く、東京や名古屋では30℃以上の真夏日となる予想です。

日差しが強くなっていますので、特に日向での活動は熱中症の危険性が高いと考えられます。室内では十分な換気やエアコンを使用するなど、熱がこもらないようにする必要があります。

こまめな水分補給や休憩などを心がけるようにして、昼間は半袖で過ごすなど、服装で調節するのもよさそうです。日傘を使って直射日光を避けるなどして、熱中症に十分注意するようにしてください。