週間天気 梅雨前線で雨や曇りが続く 台風2号は沖縄方面へ

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・台風2号が沖縄接近へ その後の進路も注意
・梅雨前線の停滞で雨や曇り
・前線付近では雨が強まる可能性も

この先一週間は曇りや雨の日が多く、台風2号と前線の影響に注視が必要です。

台風2号が沖縄接近へ その後の進路も注意

台風2号　進路予想図

大型で非常に強い台風2号（マーワー）はフィリピンの東を北西に進んでいます。既に海では波が高まり、風も強まってきている状況です。

週中頃には強い勢力で沖縄に接近し、先島諸島などが暴風域に入る可能性があります。特に6月のはじめは大雨や暴風、高波などに警戒が必要です。早めに荒天への備えを済ませるようにしてください。

その後は転向して本州方面に向かう可能性が高まっています。ただ、そのコースや進行スピードは予測の計算誤差が大きく、まだ特定することが難しい状況です。今後の台風情報に注意してください。

梅雨前線の停滞で雨や曇り

週間天気図　31日(水)〜6月5日(月)

この先は本州付近に梅雨前線が停滞する影響で、西日本と東日本では広く曇りや雨の日が多くなります。

まだ梅雨入りが発表されていない関東甲信や九州南部でも、梅雨入り前のいわゆる“梅雨のはしり”と呼ばれる天気傾向ですが、その後の天候次第では今年の梅雨の最初の雨となる可能性もあります。

前線付近では雨が強まる可能性も

停滞する梅雨前線に向かって断続的に暖かく湿った空気が流れ込むため、前線付近では雨雲が発達して雨の強まる可能性があります。各地で強弱をつけながら雨の降りやすい状況が続き、前線に近いところでは雨量がかさんで大雨となるおそれがあり注意が必要です。

前線の動きや活発になるタイミングは台風の動向次第で変化するため、今後の情報に注意してください。