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台風2号 那覇で30m/s近い暴風 これから風雨のピークに

ウェザーニュース / 2023年6月1日 10時30分

ウェザーニュース

6月1日(木)10時、大型の台風2号(マーワー)は宮古島の南東の海上を北北東に進んでいると推定されます。これから昼頃にかけて宮古島に最も近づき、今夜、沖縄本島付近を通過する見込みです。

沖縄本島ではこれから風雨のピークを迎えるとみられますので、暴風や大雨、高波、高潮などに警戒が必要です。

▼台風2号 6月1日(木)10時推定
 中心位置   宮古島の南東約80km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   //
 移動     北北東 15 km/h
 中心気圧   970 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 40 m/s


暴風や大雨、高波、高潮に警戒を

雨雲レーダー

台風の中心の東側や北側に活発な雨雲が分布していて、沖縄本島や奄美地方で雨が強まっています。雨雲の帯が抜けると一旦、雨が小康状態になりますが、次の帯がやってくると再び強まり、断続的な強雨となる見込みです。

風も強まっていて、那覇市では9時01分に最大瞬間風速29.4m/sを観測しました。この後も平均で20m/s以上、瞬間的には30m/s以上の風が予想され、荒天となるので警戒が必要です。

大雨や暴風、高波は明日2日(金)にかけて継続するとみられます。風雨が強い時は無理な外出をせず、安全な所で過ごすようにしてください。

西日本、東日本は梅雨前線の活動で大雨警戒

6月1日(木)昼~3日(土)昼の予想積算雨量

明日2日(金)にかけて上空の気圧の谷が近づく影響で、梅雨前線が北上し、台風周辺の湿った空気が流れ込むことで活動が活発になります。

局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降る可能性があり、夜にかけて雨量が増加し、総雨量は西日本、東日本の各地で100mm以上となる予想です。特に四国や紀伊半島、東海では雨量が多く、局地的に300mm以上に達するとみられます。

短時間の激しい雨による道路冠水や、総雨量の増加による土砂災害、河川の増水などのおそれがありますので、警戒が必要です。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風2号の名前「マーワー(Mawar)」はマレーシアが提案した名称で、マレー語の「ばら」を意味する語からとられています。

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