気象庁1か月予報 梅雨らしい天気 大雨への備えを

ウェザーニュース

今日6月1日(木)、気象庁は6月3日から7月2日までの1か月予報を発表しました。本州の南岸に梅雨前線が停滞しやすく、西日本、東日本を中心に梅雨らしい天気が続く見込みです。

北日本を中心に気温が高い予想

この先1か月の気温

日本列島の西側に気圧の谷が形成されるため、南西から暖かな空気が流れ込みやすくなります。北日本は周辺の海面水温が高い影響が加わるため気温が高く、1か月の平均気温は平年よりも高い予想です。

西日本や東海、関東は平年並みの予想となっています。

梅雨の時期で湿度が高いため、西日本を中心に蒸し暑く感じる日が多くなります。体調管理や食料品の管理などに十分、注意をしてください。

西日本の太平洋側で雨量が増える可能性

この先1か月の降水量

6月は梅雨前線が本州の南岸に停滞しやすく、西日本や東日本を中心に梅雨空の日が多くなります。まだ梅雨入りが発表されていない関東甲信もすっきりと晴れる日は少ない見込みです。降水量は全国的に平年並みの予想となっています。

西日本の太平洋側は湿った空気が流れ込むタイミングがあり、いつもの梅雨と同様に大雨への備えは欠かせません。

沖縄や奄美は6月中旬に湿った空気の影響を受けるため、梅雨明けは平年並みの6月下旬になる見通しです。