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明日は梅雨前線周辺で線状降水帯発生も 広域での大雨に警戒

ウェザーニュース / 2023年6月1日 16時15分

ウェザーニュース

明日2日(金)にかけて梅雨前線の活動が活発になり、西日本、東日本の広い範囲で大雨のおそれがあります。線状降水帯が形成される可能性もあるため、大規模な道路冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒が必要です。

明日は梅雨前線がさらに活発に

台風2号周辺の非常に湿った空気が、南寄りの風によって梅雨前線に次々と送り込まれ、前線周辺では雨雲が発達しています。

現在、西日本に広がっている雨雲は、今夜遅くにかけて東日本まで拡大する見込みです。明日は前線の活動が非常に活発になって、帯状の発達した雨雲が形成されます。風などの条件が揃えば線状降水帯になってもおかしくありません。

気象台は中国地方、四国地方で線状降水帯が発生する可能性があるとして、早めの警戒を呼びかけています。

広範囲で100mmを超える雨量を予想

3日(土)昼までの予想積算雨量

明日2日(金)はさらに前線の活動が活発になり、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降る可能性があります。

夜にかけて雨量が増加し、総雨量は西日本、東日本の各地で100mm以上となる予想です。特に四国や紀伊半島、東海では雨量が多く、局地的に300mm以上に達するとみられます。

短時間の激しい雨による道路冠水や、総雨量の増加による土砂災害、河川の増水などのおそれがありますので、警戒が必要です。

静岡県は特に大雨の確率が高い

48時間雨量 200mm超過確率

こちらは複数のシミュレーション結果を統計的に補正して合成したウェザーニュースによる雨量の確率予測です。

3日(土)までの総雨量が200mmに達する確率は、静岡県の山沿いで非常に高く、75%以上となっています。天竜川や大井川といった静岡県内を流れる主要河川の上流部にあたり、この地域で雨量が増えた場合は、河川の水位が上昇することが想定されます。

箱根や丹沢など神奈川県西部から山梨県や長野県の南部、紀伊半島の山沿いなども確率が高く、土砂災害への備えが必要です。

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