北日本上空に寒気 山では降雪も 大気不安定で平地も雷雨に注意

ウェザーニュース

今日6月4日(日)は、北日本の上空に寒気が流れ込んでいます。北海道の大雪山など、山の上では雪の降っているところもあります。

この寒気の影響で大気の状態が不安定となるため、北海道や東北の日本海側では雨雲が発達しやすくなります。強い雨や落雷、突風やひょうに注意してください。

上空に寒気を伴った低気圧が通過

4日(日)15時の雨雲の予想

上空に寒気を伴った低気圧が今夜にかけて北海道を通過します。北日本の上空5500m付近には−21℃以下の寒気が流れ込み、また地上付近では低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が引き込まれるため、大気の状態が不安定になります。

東北の日本海側や北海道では局地的に雨雲が発達して、1時間に20mm前後の強い雨が降る可能性があり、落雷や突風、ひょうを伴うおそれがあり、注意が必要です。

午後は太平洋側やオホーツク海側でも天気が急変する可能性があります。晴れていても油断せず、お出かけの際は折りたたみの傘をご用意ください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）