西〜東日本はハロ出現で天気下り坂を示唆 九州の一部では土砂降りの雨

ウェザーニュース

今日8日(木)、西日本〜東日本にかけて今朝はハロのみられた所がありました。これから天気が下り坂に向かうことを示唆する現象です。

すでに九州南部では土砂降りの雨になっているところがあります。近畿は午後、関東や北陸では夕方以降に雨が降り出す予想です。

「ハロ」とは

ハロは、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。

通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

西〜東日本で広く雨

雨雲の予想　8日(木)18時

今日は梅雨前線が北上し、前線に近い九州南部ではすでに活発な雨雲がかかっています。8時30分までの1時間に鹿児島県鹿屋市・吉ケ別府で25.5mm、8時30分までの1時間に鹿児島市では19.0mmの強い雨を観測しました。

九州から雨のエリアが拡大し、西日本や東日本の広範囲で雨が降る予想です。近畿〜関東、北陸で今朝現れたハロは天気下り坂を示唆する現象と言えます。

出かけるときに雨が降っていなくても傘を持ってお出かけください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）