週中頃はゲリラ雷雨に注意 寒冷渦の影響で大気の状態が不安定

ウェザーニュース

週の中頃は梅雨前線が南に離れ、梅雨の晴れ間の所が多くなります。ただ、寒冷渦の影響で大気の状態が不安定になり、天気の急変に注意が必要です。

14日(水)頃から寒冷渦が接近

梅雨前線は明後日13日(火)以降、本州からは離れる予想となっています。代わってやってくるのは、寒冷渦です。

上空5500m付近で－15℃以下の寒気を伴った寒冷渦が、14日(水)頃から近づき、15日(木)から16日(金)にかけて日本列島の上空を通過していきます。

日本付近では大気の状態が不安定になり、天気の急変しやすくなるため注意が必要です。

晴れている空から急変することも

週中頃の天気と気温

週中頃の各地の予報を見ると、梅雨前線が離れるため梅雨の中休みとなり、晴れ間の出る所が多くなっています。日差しが届くため気温が上がり、最高気温は30℃前後の日がある見込みです。

上空に寒気が流れ込んでいる所に地上付近の気温が上がると、大気の状態は一層、不安定になります。真夏のゲリラ雷雨のように天気が急変して、雨の降る可能性がありますので、油断ができません。

空の様子の変化に注意が必要になります。