関東や東海は30℃前後の暑さに 午後は広範囲で天気急変に注意

ウェザーニュース

今日13日(火)は梅雨前線が南に離れて活動を弱めます。関東や東海など東日本では日差しが届いて気温が上がり、30℃以上の真夏日の所がある見込みです。一方で、上空には冷たい空気が流れ込んで天気急変の可能性があります。

名古屋は6月初の真夏日を予想

台風3号が今日3時に温帯低気圧に変わり、日本列島の東の海上に進んでいきます。それとともに梅雨前線は南に離れて、活動を弱める見込みです。

雨の所は少なくなって、関東や東海など東日本では日差しの届くタイミングがあります。強い日差しで気温が上昇し、午後の予想気温の分布をみると、関東の内陸部や濃尾平野には30℃以上を示す、赤色の領域が広がります。

最高気温は名古屋市で31℃と22日ぶりの真夏日、東京都心でも28℃まで上がる予想です。昨日よりもかなり暑くなりますので、昼間は熱中症対策が欠かせません。

午後は広範囲で雷雨のおそれ

13日(火)午後の雨雲の予想

梅雨前線が離れる一方で、西からは上空の寒気を伴った低気圧、寒冷渦が近づいてきます。日本の上空に冷たい空気が流れ込むことで地上との気温差が大きくなり、大気の状態は不安定になる見込みです。

午後は西日本、東日本の山沿いを中心に雨雲が発生、発達し、平野部まで拡大する可能性があります。局地的には雷雨となり、道路冠水や落雷、雹、突風などを伴う所がある予想です。雲の底が濃いグレーから黒っぽい色に変わってくると天気急変のサインです。お出かけの際は雨具を用意し、急な雨に備えてください。