沖縄・奄美は断続的な激しい雨 道路冠水や視界不良に注意

ウェザーニュース

梅雨前線が停滞している沖縄・奄美では、強弱を繰り返して雨が降っています。沖縄本島は一旦雨が弱まっていますが、このあと再び活発な雨雲が通過する予想です。帰宅時間に重なる可能性もあるため、注意してください。

1時間に50mmを超えるおそれも

今日13日(火)は沖縄付近に梅雨前線が停滞しています。前線上には低気圧も発生していて、南からは暖かく湿った空気が強く流れ込んでいる状況です。

沖縄・奄美では未明頃から断続的に活発な雨雲が通過し、雨が強まっています。沖縄県国頭郡国頭村にあるアメダス・奥では、7時までの1時間に61.5mmの非常に激しい雨を観測しました。降り始めからの総降水量は160mmを超えています。

15時現在も周辺には活発な雨雲があり、ゆっくりと北東に進んでいます。多いところでは1時間に10mmほどの雨が降っている状況です。沖縄本島では雨がいったん小康状態となっていますが、このあと夕方にかけては再び雷を伴った激しい雨のおそれがあります。

局地的には1時間に50mmを超える非常に激しい雨となるおそれもあるため、道路冠水や、車の運転は視界不良にも注意してください。

梅雨前線は明日以降も停滞

週間天気図

梅雨前線は明日14日(水)以降も沖縄付近に停滞する見込みです。前線の活動は強弱を繰り返し、前線上にはたびたび低気圧があらわれて活発な雨雲が通過することが予想されます。

梅雨末期の大雨となるおそれもあり、雨量がかさんで土砂災害等の発生する危険性が高まります。早めに大雨への対策を行い、こまめに最新の気象情報を確認するようにしてください。