新潟で39日ぶりに降水を観測 雨は一時的で渇水解消には至らず

ウェザーニュース

今日28日(月)はシアライン(異なる方向の風の衝突)の影響で、北陸付近で局地的に活発な雨雲が発生しています。日差しが届いていても突然の強雨・雷雨に注意が必要です。

新潟は39日ぶりに降水を観測

日本海から小さくても活発な雨雲が流れ込んで、新潟県内では局地的に雨が強く降っています。小出では11時50分までの1時間に16mmのやや強い雨を観測しました。

新潟では今朝7時に0.5mmの降水を観測しています。新潟県内では梅雨明け以降、極端に降水量が少なくなっていて、新潟市で0.5mm以上の雨を観測したのは7月20日以来39日ぶりです。

午後も日本海から雨雲が流れ込みやすい状態が続く見込みです。日差しが届いていても天気の急変に注意してください。

雨は一時的　明日以降は期待薄

ただ、今日の雨は一時的になりそうです。内陸部を中心にゲリラ雷雨の可能性はあるものの、明日29日(火)以降はまた夏空が広がり、まとまった雨は期待できません。

24日(木)に新潟地方気象台は、5年ぶりに「少雨に関する気象情報」を発表しました。また新潟県では「高温・渇水に関する情報」を提供して農業従事者に支援を行っています。

農業だけでなく一般の生活への影響も懸念されることから、暑さ対策をしっかりと行いつつ節水を心がけるようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）