15日(木)は強い雨風や雷に注意 北海道は湿った大雪のおそれ
ウェザーニュース / 2024年2月13日 16時8分
明日14日(水)は西から天気が下り坂になり、15日(木)は広い範囲で雨が降ります。一時的な強まりや雷、突風、沿岸部を中心に強風に注意が必要です。北海道は太平洋側を中心に湿った大雪のおそれがあります。
高気圧の縁に沿って湿った空気が流入
今日13日(火)に晴天をもたらした高気圧が、明日は足早に日本の東へ離れます。九州には湿った空気が流れ込み、段々と雨が降り出す予想です。中国・四国も、西の地域から天気は下り坂になります。
15日(木)になると日本海の前線上に低気圧が発生し、発達しながら東北北部付近を通過する見通しです。また、高気圧の縁にあたる西日本や東日本の太平洋側にも、別の前線帯が発生するとみられます。このため、西日本から北日本にかけての広い範囲で雨が降る予想です。
前線や低気圧の通過時は、一時的に雨の降り方が強まったり、雷や突風を伴ったりするおそれがあります。
暖かい空気に覆われるため気温は高く、冷たい雨にはなりません。積雪地域では融雪が一気に進むおそれがあります。雪どけ水による冠水や、多雪地域では洪水・雪崩に十分注意してください。
沿岸部を中心に風が強まる
15日(木)午後の風の予想
高気圧と前線・低気圧の間で気圧傾度が大きくなるため、沿岸部を中心に風も強まります。横殴りの雨に注意が必要です。特に、低気圧に近い東北や東日本では、15日(木)の夜間をピークに暴風レベルの突風が吹くおそれがあります。
東京都心など関東の平野部は、強い南西風によって、雨は他の地域に比べると降りにくい予想です。晴れ間もあるとみています。
北海道は湿った雪 東北北部も段々と雪に変化
前線の北側にあたる北海道は、湿った雪になる見込みです。低気圧が北海道の南岸を通過するため、太平洋側では大雪となるおそれがあります。積雪の急増や着雪に警戒してください。
沿岸部では風が吹き荒れ、暴風雪となるおそれもあります。現時点では、15日(木)の夜から16日(金)の未明が荒天のピークとなる予想です。こまめに最新の予報を確認し、15日(木)は早めの帰宅を心がけてください。
昼間は雨で経過する東北北部も、夕方以降は段々と雪に変化していきます。内陸山沿いでは降り方が強まるおそれがあるため注意が必要です。
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