週間天気 前線停滞で季節外れの長雨 週中頃から再び真冬の寒さに
ウェザーニュース / 2024年2月19日 15時0分
・週中頃からは再び真冬の寒さに
・三連休も前線の影響が続く
今週前半は全国的に気温が高めですが、週後半は各地で冬の寒さが戻ります。また、今週はこの時期にしては珍しく長雨となり、雨の強まるおそれがあります。
今週は前線停滞 季節外れの雨量か
週間予想天気図 21日(水)~26日(月)
22日(木)にかけては本州付近に前線が停滞し、22日(木)頃には前線上の低気圧が通過する予想です。このため、東北南部から九州は雨や雪の降る日が多くなります。
前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線の周辺では雨雲が発達する見込みです。西日本や東日本は広い範囲で雨が強まり、期間を通しての雨量が多くなるおそれがあります。
河川の増水や土砂災害、雪が残る地域では雪崩や融雪洪水などに厳重な警戒が必要です。
週中頃からは再び真冬の寒さに
前線が南下すると冬の空気に入れ替わるため、気温が下がります。明日にかけては20℃前後だった気温が、週中頃からは一桁台に変わり、朝も冷え込む日が増える見込みです。
真冬の寒さに逆戻りし、寒暖差が非常に大きい一週間となります。気温の急激な変化で体調を崩さないように、服装にも注意してお過ごしください。
三連休も前線の影響が続く
23日(金)天皇誕生日からの三連休も、日本の南に停滞する前線の影響で、太平洋側ほど雨の降りやすい天気が続きます。
24日(土)は一旦前線が南へ遠ざかるため、雲が広がりやすいものの、日差しの届くところが多くなる予想です。
25日(日)になると前線は北上傾向となり、再び広範囲で雨が降りやすくなります。北日本では雪になるところもありそうです。
前線の位置しだいで、雨の降る範囲や雨の強さは大きく変化するため、随時最新情報をご確認ください。
能登半島地震 被災地の天気
能登半島地震の被災地では、地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない雨量でも土砂災害が発生するおそれがあります。今週は雨が降りやすい予報ですので注意してください。
また、週後半には真冬の寒さが戻ります。体調管理にお気をつけください。
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