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九州北部地方、九州南部・奄美地方で「春一番」 暖かな南風で気温上昇

ウェザーニュース / 2024年2月19日 16時39分

ウェザーニュース

今日2月19日(月)、福岡管区気象台と鹿児島地方気象台は九州北部地方(山口県を含む)、九州南部・奄美地方で「春一番」が吹いたと発表しました。九州北部地方は昨年(2023年)と同日、九州南部・奄美地方は昨年(2023年)の2月10日よりも9日早い春の便りです。

春一番は冬から春への移行期に初めて吹く暖かい南よりの強い風です。

日本海を進む低気圧に向かって暖かな風

九州北部地方、九州南部・奄美地方では日本海を進む低気圧に向かって南風が吹き、気温も高くなっています。

15時までに観測された最大風速は、福岡で7.1m/s、鹿児島で9.9m/sなどとなっていて、各地で10m/s前後の強い風が吹きました。雨が降り日差しが乏しいにもかかわらず、気温も20℃前後まで上がっているところが多くなっています。

気象台はこれらを総合的に判断し、春一番が吹いたと判断しました。

▼九州北部地方(山口県を含む)の春一番の目安
・立春から春分までの間
・南よりの風、最大風速約7m/s以上
・気温は前日より上がる

▼九州南部・奄美地方の春一番の目安
・立春から春分までの間
・南よりの風、最大風速約8m/s以上
・気温は前日より上がる

雨上がりの花粉飛散にも注意

気温の上昇とともに、花粉の飛散も次第に本格化しています。

雨上がり、強風などの条件がそろってさらに花粉が飛びやすくなるため、花粉症の症状がある方は対策を万全に。

宮崎のソメイヨシノ標本木

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