明日から明後日にかけて体感激変 週後半は厳しい寒さが戻る

ウェザーニュース

今夜から明日20日(火)にかけて日本列島を前線が通過します。前線通過後には上空の強い寒気が南下し、明日20日(火)から明後日21日(水)にかけて体感が大きく変化するので注意が必要です。

北日本は今夜から気温が右肩下がり

札幌の気温変化

今日19日(月)は日本海の前線に向かって暖かい空気が流れ込み、北日本を中心に記録的な暖かさになりました。札幌で観測された13.9℃は2月に観測された最も高い最高気温です。

ただ、前線が通過した後は一転、上空の強い寒気が流れ込みます。明日20日(火)の札幌の予想最高気温は7℃ですが、これは日付が変わった直後の気温です。寒気の南下に伴って気温は右肩下がりで正午の予想気温は-1℃、18時の予想気温は-4℃となっています。

夜遅くなるほど気温が下がり、記録的な暖かさとなった今日との体感差が非常に大きくなります。週後半も真冬のような寒さが寒さが続くので注意が必要です。

関東では明後日に体感一変

一方、寒気の流れ込みが遅い関東など西・東日本の太平洋側のエリアでは、暖気の影響で明日20日(火)も春本番を思わせる暖かさとなります。東京の予想最高気温は22℃で5月上旬並みの暖かさです。

明日の午後になると南下する寒気の影響を受けて、夜は朝よりも冷え込む予想です。明後日21日(水)の予想最高気温は1月並みの9℃で、前日に比べて13℃も下がることになります。体感の変化が非常に大きくなるので、細心の体調管理が欠かせません。