週間天気 月またぎは広範囲で雨や雪 日々の気温変化に注意
ウェザーニュース / 2024年2月27日 5時55分
・週末は強い寒気南下 日本海側で大雪か
・日ごとの寒暖差に注意
明日にかけては晴れるところが多くなります。花粉の飛散に注意が必要です。
月末から月初は広範囲で天気が崩れます。雨の後は冬型の気圧配置となり強い寒気が流れ込んで、日本海側を中心に大雪のおそれがあります。
月末月初は広範囲で雨や雪
週間予想天気図 28日(水)〜3月4日(月)
明日28日(水)にかけては、西日本や東日本の広範囲で晴れる見込みです。顕著な気温上昇はないものの、花粉飛散に注意が必要です。
月末の29日(木)になると西から前線が近づき、低気圧も発生する見込みです。低気圧は発達しながら本州南岸を通過するため、3月1日(金)にかけて広く天気が崩れます。低気圧や前線の近くでは、暖かく湿った空気が流れ込む影響で雨雲が発達しやすくなります。西日本や東日本の太平洋側を中心に雨の強まりや雷、突風などに注意が必要です。
内陸では雪の可能性があり、山沿いでは湿った大雪となることも考えられるため、最新の情報を確認するようにしてください。
週末は強い寒気南下 日本海側で大雪か
上空1500m付近の寒気予想 3月2日(土)9時
低気圧が東に進み、週末3月2日(土)は日本付近は冬型の気圧配置となります。上空には1月下旬以来となる強い寒気が流れ込み、日本海側は北日本だけでなく、北陸から山陰にかけての平野部でも雪になる見込みです。降り方が強まって、広範囲で大雪となるおそれもあるため注意が必要です。また、雪雲が太平洋側にも流れ込む可能性があります。
まだ予想に不確実性はありますが、今後の情報に注意して雪への備えは早めに行うようにしてください。
日ごとの寒暖差に注意
この先一週間も寒暖の変動が大きく、日ごとの気温変化が大きくなる見込みです。特に週末は寒気の影響で冷え込み、気温があまり上がらない予想です。体調を崩さないよう服装などで調節を行ってください。
大幅に気温が上がりポカポカ陽気となることはありませんが、気温が高めの日は花粉の飛散に注意が必要です。花粉症の方は対策を万全にしてお過ごしください。
能登半島地震 被災地の天気
能登半島地震の被災地では、地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがありますので注意してください。
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