明日は日本海側で大雪のおそれ 明後日の朝は雷雨や突風の所も
ウェザーニュース / 2024年3月1日 16時15分
今夜以降は冬型の気圧配置が強まります。上空に強い寒気が流れ込むため日本海側は広い範囲で雪になり、山沿いでは大雪に警戒が必要です。山陰や近畿北部など西日本の平野部でも積雪の可能性があります。
山沿いは大雪 西日本の平野部も積雪
明日の朝には平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が日本列島の大部分を覆い、−12℃以下のさらに強い寒気も東北から山陰付近まで南下するとみられます。これだけ寒気が南下するのは1月下旬以来です。
寒気が強いため西日本の日本海側は山沿いだけでなく平野部でも雪に変わる所が多くなります。北陸の平野部も次第に雪の所が増え、明日2日(土)にかけて雪が積もる見込みです。
3日(日)夕方にかけての48時間に新たに積もる雪の量は、北陸や東北の山間部で最大50cm以上、内陸部や山沿いの広い範囲で10〜30cmに達する予想となっています。山陰や近畿北部、北陸の平野部でも雪が積もる見込みです。
久しぶりの積雪になる所がありますので、路面状況の悪化に十分注意をしてください。山間部は古い雪の上に新たな雪が多く積もることで雪崩の危険性が高まるため警戒が必要です。
3日(日)朝は東北、北陸で荒天のおそれ
東北や北陸では明後日3日(日)に雨や雪が強まったり、落雷、突風などのおそれがあります。
2日(土)に日本海で発生する低気圧が通過する影響で大気の状態が不安定になり、局地的に雲が発達する見込みです。寒気が北に後退するため平野部では雨の所が多く、雷を伴って強く降る予想となっています。一旦、雪が積もった後に強い雨が降るため、冠水などに注意が必要です。
標高の高い地域では湿った雪になり、雪崩や着雪による倒木、停電などの可能性があります。
また、活発な雲の通過前後は突風を伴うことがありますので、3日(日)に外出を予定されている場合は、最新の気象状況をご確認ください。
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