西日本は9月終わりと思えぬ暑さ 雨の関東は再び気温低下

ウェザーニュース

今日27日(金)は日差しがしっかりと届いている九州や中国、四国で気温が上昇し、9月の終わりとは思えない暑さです。天気が崩れた関東は昨日よりも気温が下がりました。

東京都心は25℃に届かず

西日本の上空1500m付近には＋18℃前後の真夏に近い暖かな空気が流れ込んでいます。晴れて日差しが届いている九州や中国、四国では気温が上昇し、今日も厳しい残暑となりました。

15時00分までの最高気温は高知県四万十市・江川崎で猛暑日に迫る34.4℃まで上昇。広島市で33.9℃、熊本市で33.7℃、松山市で33.6℃、など、各地で33℃以上を観測しています。湿度は低めで、ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では、「カラッと暑い」「ムシっと暑い」が半々くらいでした。

関東は天気が崩れたため気温が上がらず、東京都心の最高気温は昨日よりも4℃低い24.8℃で、夏日にはなっていません。

明日は少し蒸し暑さが増す

明日28日(土)の西日本は今日に比べると雲が多いものの、引き続き暖かな空気に覆われますので暑さは続きます。朝の最低気温が高めで、鹿児島市は25℃と熱帯夜になりそうです。

最高気温は軒並み30℃以上で、広島市は32℃、福岡市は31℃の予想となっています。湿度が今日よりも高い分だけ、蒸し暑さが増すかもしれません。

関東や東海は雲が多く、一時的に雨の降ることがあります。その割に気温は高く、名古屋市は31℃、東京都心は27℃と蒸し暑い一日です。

北海道は秋晴れの所が多く、札幌市の最高気温は22℃、旭川は21℃など快適な陽気になります。