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水戸・甲府・佐賀で初雪を観測 九州では今季初めての発表

ウェザーニュース / 2024年12月14日 10時5分

ウェザーニュース

今日14日(土)は9時までに、水戸(茨城)・甲府(山梨)・佐賀で初雪が観測されました。いずれも昨季より早い観測で、九州ではこの冬初めての発表です。

これらの都市ではこのあとは日差しが優勢で、大きな天気の崩れはない見込みですが、北日本から山陰にかけての日本海側や、近畿・瀬戸内周辺は引き続き雪や雨に注意してください。

上空に強い寒気を伴った気圧の谷が通過

昨日13日(金)の夜は伊豆諸島付近を進んだ低気圧の影響で、関東は南部や茨城県を中心に弱い雨が降りました。上空1500m付近の気温は0℃前後とそれほど低くなかったものの、水戸市周辺では雪やみぞれ(雪まじりに降る雨)になり、「初雪」の発表となりました。

今朝にかけては上空5500m付近で−24℃以下というこの時期としては強い寒気を伴った気圧の谷の影響で、太平洋側や九州の一部にも雲が流れ込み、甲府市や佐賀市周辺では雪やみぞれになったタイミングがありました。各地、昨シーズンよりも早い観測です。

今回はすべて測器による自動観測(気温・湿度・感雨による自動判定)です。

▼初雪の観測
水戸地方気象台 12月13日(金)観測
 平年より6日早く、昨冬より31日早い
甲府地方気象台 12月14日(土)観測
 平年より3日遅く、昨冬より19日早い
佐賀地方気象台 12月14日(土)観測
 平年より3日遅く、昨冬より3日早い

近畿中部や瀬戸内周辺は雨雲・雪雲の流れ込みに注意

日本付近は来週中頃にかけて冬型の気圧配置が続きます。初雪が発表された地域では、今日このあとは大きな天気の崩れはなく、日差しが優勢になる見込みです。

ただ、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が南下している影響で、近畿や山陽、四国周辺には雨雲や雪雲が流れ込みやすくなっています。天気の急変にお気をつけください。

日本海側の地域では断続的に雪雲や雨雲が流れ込み、強まることがあります。沿岸部では雷や霰(あられ)、突風などに、内陸部では積雪による路面状態の悪化に注意が必要です。

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