【W杯準々決勝プレビュー】PK戦を勝ち抜いた両国による2度目のベスト4を懸けた一戦《ロシアvsクロアチア》

超ワールドサッカー / 2018年7月7日 12時5分

写真:Getty Images

▽ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝、ロシア代表vsクロアチア代表が7日27:00にキックオフされる。共に決勝トーナメント1回戦でPK戦を勝ち抜いた両国によるベスト4を懸けた一戦だ。

▽決勝トーナメント1回戦で優勝候補の一角だったスペインを5バックを敷いた人海戦術で1失点に凌ぎ、PK戦に持ち込んだ開催国のロシア。そして、PK戦では守護神のアキンフェエフが2本のシュートを止める活躍を見せて番狂わせを演じた。快進撃を続けるチームは、ソ連時代の1966年大会以来となる2度目のベスト4進出を目指す。

▽一方、デンマークの堅守に苦戦し、グループステージで見せた攻撃的なサッカーを展開できなかったクロアチアは、モドリッチが延長戦に得たPKを失敗してPK戦までもつれ込んでしまった。しかし、こちらも守護神のスバシッチがPK戦でシュートを3本止める離れ業を見せ、ベスト8に駒を進めた。クロアチアも3位となった1998年大会以来2度目のベスト4進出を目指す。

▽両国はこれまでW杯で対戦したことはない。親善試合や欧州予選などで3度対戦しており、クロアチアから見て1勝2分けとなっている。直近の対戦は2015年11月の親善試合でその際はクロアチアが3-1と勝利している。

◆ロシア◆
【5-4-1】
(C)CWS Brains,LTD.
▽ロシア予想スタメン
GK:アキンフェエフ
DF:マリオ・フェルナンデス、クテポフ、イグナシェビッチ、クドリャショフ、ジルコフ
MF:サメドフ、ガジンスキー、ゾブニン、ゴロビン
FW:ジューバ
負傷者:MFジャゴエフ
出場停止者:なし

▽スペイン戦に続き、劣勢が予想されることから5バックを予想した。ゴロビンと共に今大会のロシアにおけるラッキーボーイ的存在のチェリシェフが先発する可能性がある。スペイン戦でふくらはぎを痛めて前半のみの出場となったジルコフが欠場した場合は、スペイン戦の後半同様にグラナトがセンターバックに入り、クドリャショフが左サイドバックに入る形が予想される。

◆クロアチア◆
【4-1-4-1】
(C)CWS Brains,LTD.
▽クロアチア予想スタメン
GK:スバシッチ
DF:ヴルサリコ、ロブレン、ヴィダ、ストリニッチ
MF:ブロゾビッチ
MF:レビッチ、ラキティッチ、モドリッチ、ペリシッチ
FW:マンジュキッチ
負傷者:なし
出場停止者:なし

▽デンマーク戦同様のスタメン予想とした。延長戦まで戦った疲労も考慮し、バデリやコバチッチといった控えメンバーが先発する可能性があるかもしれない。

★注目選手
◆ロシア: DFセルゲイ・イグナシェビッチ
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▽守備に回ることが確実なロシアとしては、ディフェンスの要である38歳のベテランDFに注目したい。ここまでの4試合フルタイム出場を続けるイグナシェビッチは、スペイン戦では不運なオウンゴールを献上したものの、120分を通して5バックの中央で守備を統率。堅守を築き上げ、PK戦に持ち込む原動力となった。クロアチア戦でも同様の展開が予想されるため、イグナシェビッチのラインコントロールと的確なポジショニングがロシアの命運を握ることになる。

◆クロアチア: MFルカ・モドリッチ
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▽対するクロアチアの注目選手にはチームの中心であるモドリッチを挙げたい。デンマーク戦では延長戦のPKを失敗してPK戦までチームをもつれ込ませてしまったが、そのPK戦では当たりに当たっていたシュマイケルの牙城を破り、成功させて見せた。試合後には珍しく感情を爆発させるモドリッチの姿があったが、プレッシャーに打ち勝って手繰り寄せたベスト8の舞台では、開催国ロシアを打ち破る背番号10のゲームメークに期待したい。

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